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ピーチ(桃)の香り成分「クマリン」がもたらす効果とダイエットのサポート

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ピーチ(桃)とは?効能とその歴史

桃の原産地は中国です。
桃栽培の歴史は非常に古く、3000年前から栽培されていたと記録されています。

当時は「桃」は「毛毛」という表記で書物に残されていました。
皮についている細かい毛の多さが当時からも大きな特徴となっていたのが分かります。
神秘的な果物として不老長寿の実、また魔除けや邪気を祓うという効果があるとされ、大切にされてきました。

中国では長生きの実・不老長寿の仙果とされていました。
実際、桃の花や種は生薬として利用されています。
 

それからシルクロードを渡って西側・ヨーロッパ一帯に広がり、17世紀にはアメリカ大陸まで広がりました。
日本へは弥生時代に渡来したと言われています。
桃栽培の記録は古事記や日本書紀にも登場しています。

その当時は桃は食べるためではなく花を観賞するためのものとして栽培されていたようですが、鎌倉時代になると果実を食べていたという記録が残っています。
本格的に栽培を開始したのは明治時代です。
品種改良を重ね、甘くてジューシーでとろけるような日本の桃は世界でも高く評価されるようになりました。
そのため輸出も多くされるようになり、輸出先としては主に香港や台湾があげられます。
 
桃はその果肉の柔らかさと甘さから非常に人気が高いフルーツの1つです。
あの独特の甘い桃の香り成分はクマリンというもので、抗菌、抗酸化作用、抗血液凝固作用などがあります。
食物繊維も豊富に含まれているため、便秘改善などのダイエット効果も期待でき、また血行促進してくれる鉄分やマグネシウムも含まれるため、温性があり冷え性に悩む女性の強い味方になります。
しかし非常に糖度が高いため、食物繊維が豊富で温性があるからと言って食べ過ぎには注意が必要です。
老化防止やがん予防の効果も期待できるカテキンも含まれています。

主な効能としては
便秘改善、高血圧予防、動脈硬化予防、心筋梗塞予防、脳梗塞予防、冷え性改善、二日酔い予防、がん予防、美容効果、老化予防などがあげられます。

桃のはにはタンニン・マグネシウム・カリウムを多く含んでいるため美容効果も高く、昔から「桃湯」として親しまれています。
そのため葉も捨てずに活用しましょう。

桃に含まれるビタミンEやナイアシンの量はうなぎ並みです。
ビタミンEは肺や筋肉の細胞膜を健康に保ち、酸素や栄養素の流れを良くしてくれます。
ナイアシンはブドウ糖をエネルギーに変えてくれます。
うなぎを4分の1切れ食べる代わりに桃1個たべれば、同じようにスタミナ源として活躍してくれるのです。
桃の主成分である果糖は砂糖の1.5倍の甘みの単糖類で、代謝の過程を得ることなく即効的にエネルギーとして活躍してくれます。
 
夏に旬を迎える桃ですが、夏バテしたり疲労しているときに有効なのです。
熱中症予防や代謝向上に役立ちますから、桃を食べて暑い夏を乗り切りましょう。

食物繊維のペクチンが多く、便秘解消にも役立ちます。
できれば桃は皮ごと食べるほうがおすすめです。
食物繊維や老化防止・がん予防など生活習慣病に効果的なカテキンが多く含まれているからです。
よく洗えば産毛もきれいに取れるので食べにくさは軽減されます。
桃の産地では洗って皮ごと食べる人も多いそうです。

美肌に効果のあるビタミンCを含め、多くのビタミン類も含まれています。
高血圧を予防してくれるカリウムもあります。
 
桃は、葉っぱにもあせもや湿疹をおさえる効果があることから、入浴剤やローションなどに含まれています。
生の葉をお風呂に入れてみてもよいでしょう。
種は婦人病の漢方薬として生理不順や更年期障害などに活躍します。
桃の花は利尿剤として、下剤として用いられます。
どちらも効果が強すぎることから素人は取り扱えないほどです。
美容効果だけでなく健康効果も高い果物です。

おいしく食べるための活用法

 
桃の旬は7~9月の暑い時期です。
その頃のスーパーにはたくさんの品種の桃が並ぶため、店内は非常に甘く爽やかな香りが漂っています。

おいしい桃の選び方は、
・甘い香りがするか
・全体がキレイに色づいているか
・うぶ毛がまんべんなく生えているか
・ふっくらとした丸みがあるか
という観点でみると良いです。

傷つきやすいデリケートなフルーツなので、熟し具合を見るために押してみたりするのはやめましょう。
いざ桃を食べるとなると、難点となるのが皮むきと種とりです。
 

・キレイな皮のむき方
果肉が柔らかいためりんごのように皮をむくのは非常に難しいです。
まずは沸騰させたお湯に10~30秒ほど浸します。
すると包丁を使わなくてもつるっと皮をむくことができます。
少し果実が未熟で固めの桃や、丸ごと料理に使いたい場合などにおすすめのむき方です。

・種のとりかた
果実の中央に大きな種があるため、真っ二つに切ることができません。
だからと言って周りから少しずつ実を切っていくようにすると、種にたくさんの果肉が残ってしまい非常にもったいないです。
それを防ぐためには、まず上の方2㎝くらいをカットします。
それからスプーンで種の周りをぐるっと一周させると簡単に種を取り出せます。
桃は果汁たっぷりなフルーツなので、なるべく生食でのアレンジをおすすめします。
旬が夏ということもあって、爽やかなゼリーやドリンク、ムースがおすすめです。

カットした桃にレモン汁やオリーブオイル、刻んだミントをかければ爽やかなサラダにもなって、オシャレな一品ができあがります。
桃の葉には炎症を抑える働きがあります。
生の葉をすりつぶし、出た汁に酒を少し加えてガーゼにのばし、リンパ腺に貼ると効果があります。
また生の葉を陰干しして乾燥させたものを布袋に入れ、浴槽に入れると汗疹などにも効果があります。

ダイエットのサポートに

 
桃がダイエットのサポートになるのは、水溶性食物繊維も大きく関連しています。
水溶性食物繊維は、水分に溶ける食物繊維であり、ペクチンが含まれるので調整作用も抜群です。
痩せたいと本気で有るならば、便通は改善をする必要がありますし、腸内環境を良い状態に整える細分を利用しない手はありません。

アミノ酸のひとつであるアスパラギン酸が含まれます。
それはリンパの流れを良くするので、体の中に残っている毒性があるアンモニアや老廃物も、積極的に体の外へと排出させてくれます。
アンモニア臭がなくなっていきますので、疲れからの回復も早くなります。
 
手軽な方法として便通にも良いですから、紅茶でいただくのも良い方法でしょう。
香りの良い紅茶というのは、実はダイエットにも力になってくれます。

含まれるカフェインには、体内で脂肪の燃焼を促進させます。
痩せる目標があるときには、高カロリーな白い砂糖をたっぷりと入れて飲んでは逆効果なので要注意です。
無理なく自然にダイエットできる紅茶には、紅茶カテキンが含まれていて、これは糖分の分解酵素をもっています。
カフェインは眠気覚ましの印象がありますが、脂肪燃焼を促す作用や脂肪分解作用があります。
 
桃には、カリウムもたっぷりと含まれています。
むくみは女性の大敵であり、そのリセットには努力が必要です。

多く摂取をしすぎた塩分を、順調に流れさせてくれるのが、カリウムの栄養成分です。
むくみは一旦溜め込んでしまうと、習慣的に溜め込みやすくなりますので、悪循環に陥りやすくなります。
座りっぱなしのデスクワークや、立ちっぱなしのサービス業などの生活であるとむくみは余計にひどくなります。

日頃からカリウムを摂取する心がけをすることで、むくみ対策になりますし、身体も軽くなります。
女性の中にはむくみで悩んでいる方も多いですから、桃を積極的に食べて体内の余分な水分を排出し、むくみ解消に役立たせるのも良いでしょう。

桃には豊富なナイアシンを含んでおり、脂質や糖質やタンパク質よりエネルギーをつくりだすときに、酵素の働きをサポートします。
冷え性なども解消へと導いてもくれます。
 

クマリンと桃

 
クマリンとは桃の甘い香りの成分であり、抗菌作用や抗血液凝固作用をもちます。
リンパや静脈の流れを順調にする作用があります。
体内に蓄積しがちな老廃物も、スムーズに排出させることができます。
カリウムとのダブルの活躍で、体内にストックされた不要となった老廃物や水分も、順調に排泄することができますしこれはむくみ解消効果にもつながりやすくなります。
ポリフェノールの一種でもありますが、特有の良い香りをもちます。

クマリン自体はバニラに似た香りを放つと言われており、特徴的な香りでリラックス効果があることから香料として使われていますが、日本国内では肝臓機能を弱める影響があるとのことから、香料として使われることは許可されていません。
 
中国には桃の香りをつけた紅茶の葉が販売されており、フルーティーな甘みと桃の優しい香りが飲む人を癒してくれます。
クマリンを豊富に含んでいる桃の摂取は肩こりがひどい方や冷え性の方、手足のむくみがひどく悩んでいる方、血流を改善したいという方にはおすすめできます。

桃の主成分は糖質で、他にもクエン酸やリンゴ酸なども含まれていますから、疲労回復をしたいという方にも良いです。

クマリンと同じくむくみ防止・改善効果があるカリウムは、フルーツの中では桃が一番含有量が多く、その量はスイカの1.5倍あるといわれています。
 
むくみ改善の医薬品としても、利用をされることがあります。
桜餅の香りの成分としても使われるポリフェノールであり、桃以外にも、桜やキク科にマメ科やセリ科、ほかにもイネ科の植物にも含有されています。

桃はペクチンが豊富で、下痢や便秘を予防する効能も持ち合わせています。
食物繊維であるペクチンは食物繊維のひとつであり、下痢予防にも、便秘の予防にも効果を発揮します。
含まれているのは水溶性の食物繊維なので、善玉菌を活性化させる整腸作用・便の硬さをちょうど良い硬さにして排出しやすいようにする役目もあります。
ですから頑固な便秘の方でも改善されることが期待できるのが良いところだといえます。
ペクチンはそれだけではなく、血糖値が急上昇をしてしまうのを抑えますし、コレステロール値を下げる作用もあります。
 
桃にはカリウムも豊富に含まれていますので、むくみをリセットします。
血圧の安定効果にも貢献をしてくれます。
ミネラルの中に分類をする栄養であり、カリウムによって細胞の水分は良い状態に調整をされることになります。
含まれるカテキンの効能としては、がん予防や 老化防止などの効能もあります。
桃にカテキンというのは、少し驚くかもしれません。

緑茶には多くのカテキンが含まれていますが、桃にも含まれていますので、抗酸化作用を発揮することにもなります。
さらにマグネシウムや鉄分も含むので、冷え性をよくしたり、 貧血の予防にもなります。

ダイエットや健康にもおすすめ

 
桃は主成分が糖質なのでカロリーが高いように思われがちですが、実はカロリー自体はそれほど高くはなく、100gでも40kcal程度しかありません。
これはオレンジやグレープフルーツなどと同じくらいのカロリーになります。
ですからダイエットしている時に甘いものを食べたくなった時には、お菓子よりも桃を食べるなどするのも良いでしょう。

またイノシトールというコレステロールを下げる効果のある成分も含まれているので、脂肪の蓄積を防止してくれます。
食物繊維が豊富なので便秘解消にもなりますから、ダイエット中にはオススメできるフルーツです。
 
そして、クマリンは血液循環をサポートするので新陳代謝が活発になるので、ダイエットにも効果的ですし、肌の老廃物を排出しやすくすることから美肌作りにも良いです。

ビタミン類やカテキンも含まれているので、これらの成分との相乗効果によって、より高い効果を期待することができます。
 
桃はその見た目の可愛らしさもあって女性に例えられることが多く、例えば素敵なお尻を表現する言葉として桃尻という言葉もあります。
それだけ女性にとっては健康・美容と良い効果を発揮してくれるのです。
ただし、いくら低カロリーであっても数をたくさん食べてしまえば、過剰摂取となってしまうこともありますので、一日に食べる量は大体これくらいと決めておくほうが良いです。
桃はフルーツの中でも体を温める温性のものなので、冷え性で悩んでいる女性でも安心して食べることができます。

また食べ合わせとしては桃と紅茶はダイエット効果やヨーグルトやアロエとあわせることで便秘解消効果などあります。
他にアボカドやグレープフルーツ、ヨーグルトとあわせることでアンチエイジングや美肌効果を期待できます。
いつもは捨ててしまう桃の種も、ホワイトリカーに漬けて飲むようにすることで肩こり解消や美肌効果を期待できるとされています。

桃の美容効果

 
ピーチ(桃)は風水では恋愛運を上げてくれる果物で実際、桃の実や種・葉はすべて美容効果抜群のため、女性を美しくしてくれます。
皮膚を健康に保ってくれるナイアシンや、お肌や内臓の老化を予防するクリサンテミン、ターンオーバーを整えお肌の老化を予防するケンフェロールなど美容に期待できる成分がたっぷり含まれているのです。
それで、桃を食べることでアンチエイジングにつながるのです。
美しくなるためには美肌だけでなくボディーラインも大切。

ダイエットのサポート役としても活躍するのです。
カロリーが低いだけではなく、桃に含まれているイノシトールにコレステロールを下げ、脂肪蓄積を防ぐ効果があるのです。
水溶性食物繊維なので腸内環境を整えてくれます。
老廃物の排泄促進してくれます。
血液循環の改善作用もあります。
 
筋肉の量が少なく血液をすみずみまで送り出す力が弱いことから、女性の多くは冷え性に悩まされています。
冷えは身体の不調を引き起こします。
通常は果物は身体を冷やす性質を持っているのであまり食べ過ぎないほうがよいのです。
ただ、桃は身体を温めてくれる性質を持つ温性です。

血行促進が期待できるビタミンEやポリフェノールも多く含まれています。
冷え性改善にも役立つのです。
便秘やむくみの解消にも役立ちます。
まさに女性のための果物なのです。

西洋でも昔は桃は若く魅力的な娘を表すこともありました。
傷みやすく美しいその果実からの連想です。
日本でも女の子のお祭り・ひな祭りは桃の節句です。
女の子とピーチ(桃)は切って切り離せない間柄なのです。