ブルーベリーの栄養・効果!視覚機能改善にアンチエイジング効果も

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ブルーベリーの効果効能

ブルーベリーというと目によいフルーツとして有名です。
その他にも花粉症や便秘、生活習慣病の改善にも役立つため、現代人にピッタリの果物です。

視覚機能改善作用は、ブルーベリーの主成分であるアントシアニンの働きで起こります。
アントシアニンは人間の目の網膜に存在し、視覚情報を脳に伝えるロドプシンというものを作り出す役割を持っています。

目の使いすぎはロドプシン不足を生み出し、視覚機能低下・眼精疲労を引き起こしてしまいます。
ブルーベリーでアントシアニンを摂取することでロドプシンの再合成を助けます。

アントシアニンは優れた抗酸化作用を持っています。
パソコンやスマートフォンから出てくるブルーライトや、太陽から降り注ぐ紫外線はどちらも目に有害です。
大量の活性酵素を発生させ、網膜細胞にダメージを与えるからです。

しかしアントシアニンの抗酸化作用のおかげで活性酵素から目の細胞を守ることもできるのです。

紫外線は緑内障発症にも影響を与えます。
喫煙や栄養の偏りなどもまた緑内障の原因です。
老化が進むことにより目は白内障も起こします。
緑内障・白内障ともに活性酵素が増えることが病気につながってきます。
そのためブルーベリーは緑内障・白内障予防にも効果をもたらすのです。

パソコンやスマートフォンに何時間も触れながら仕事をしたり、仕事や家事・育児の忙しさから食生活が乱れたりストレス発散のためにタバコを吸ったり。
現代人の目は疲れています。
眼精疲労や緑内障など発病する人も少なくはありません。
ブルーベリーを取ることで、これらの現代病を予防するようにしましょう。

仕事でパソコンを使う人だけでなく、TVゲームが好きなお子さんも習慣的にブルーベリーを食べるようにしてもらいたいです。

ブルーベリーの食べ合わせでさらなる効果を発揮

ブルーベリーは生の状態でも売られていますし、同じくアントシアニンを含むビルベリーなどのサプリメントも多く市販されています。
ブルーベリーエキス配合のお菓子や食品もあります。

とにかく毎日、摂取する習慣にしてほしいのですが、どうせなら食べ合わせについても知って、より効果的に成分を取り入れるようにしましょう。
一緒に食べるものとしてすぐに思いつくのはヨーグルトでしょう。

ブルーベリーに牛乳やヨーグルトを合わせて食べると肌荒れ改善効果が期待できます。
どうせならフルーツをたっぷり取ろうと、イチゴやオレンジと組み合わせて食べた場合には美肌効果・老化防止効果がアップします。

にんじんの場合も同じ効果が得られるので、フルーツたっぷりのジュースに、にんじんのすりおろしを混ぜてみてもよいでしょう。
視覚機能改善作用をアップさせるための食べ合わせとしては、赤肉メロンやかぼちゃ、そして、にんじんがあります。

フルーツやヨーグルトと違ってお野菜は合わせるのが難しそうに見えますが、かぼちゃも、にんじんもお野菜の中では甘くてデザートにも使われることが多いもので、比較的あわせやすいのです。

ヨーグルトの中にすべて混ぜてしまってもよいですし、かぼちゃや、にんじん入りケーキにブルーベリーもトッピングしてもよいでしょう。
逆にお野菜であることを活かしてかぼちゃなどをサラダにして、そこにブルーベリーをトッピングしてもその甘酸っぱさが合うのです。

生のブルーベリーを購入するとなると少しお値段高めで毎日の食事に取り入れるのは大変、というならジャムもあります。
庭に木を植えて収穫から楽しむのもよいでしょう。

アントシアニンは加熱しても冷凍しても成分の構造や特徴は変化しません。
そのため安いときに購入して冷凍保存しておくという手もあります。

煮込んで肉料理や魚料理のソースとして使ってみてもよいでしょう。

便秘予防と解消効果にもなるブルーベリー

多くの人が密かに悩みに抱えてる、便秘予防や解消にも味方になってくれるのが、ブルーベリーの存在です。
便秘を改善していくためには、食物繊維が必要になります。
そんな食物繊維には種類があり、ポイントはバランスです。

2種類の食物繊維となるのが、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維であり、食物繊維でありながら、どちらも異なる働きを持ちます。
一般的にも多くの食物繊維を含有する食材として思いつくのは、食物繊維の多いさつまいもや、ごぼう類といった野菜です。
これらの分類は、不溶性食物繊維となり、体内へ入って胃にはたどり着いても、特徴として消化はされにくいものです。
腸へ届いても、適度な刺激を与えることになります。

コレステロールの吸収を抑制するのが、水溶性食物繊維の持つ底力です。
水分をたっぷり含みやすい性質は、親水性があるためであり、硬くなった便も柔軟にしてくれます。
海藻やこんにゃくにも多く含まれるのが水溶性食物繊維であり、腸内で善玉菌を増加させて、腸内を良い環境とします。
こうしたことなる働きがありますので、両方の食物繊維を良いバランスで取り入れるのがベストです。

この両方をバランスよく取り入れることを可能とするのが、ブルーベリーに含まれている食物繊維です。

あんなにキュートな果実でありながら、食物繊維をたっぷり含むバナナよりも、なんと2.5倍もの豊富な食物繊維を含有しています。
しかも片方ではなく、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の、両方を体内へと効率的に摂取が可能です。

世の中には多くのフルーツがありますが、その中でも実は便通に効果が高いのは、ほかのフルーツよりも、なんといってもブルーベリーはナンバー1です。
あれこれと野菜やフルーツを便通のために食べるのは大変ですが、ブルーベリーでしたら小さな粒に、高い栄養価が詰め込まれています。

フルーツの中でもとても優秀なブルーベリー

多くのフルーツが存在する中において、ミニサイズの可愛らしいブルーベリーは、その中でもとても優秀な健康にも良いフルーツです。
アントシアニンがとても豊富であり、これはポリフェノールの一種になります。

ポリフェノールは種類が5000種類以上もなりますが、そのうちのひとつとなるのがアントシアニンであり、鮮やかな濃い青紫色の色素です。
太陽の紫外線より植物が自らを守るために生成されていますので、強力な抗酸化力をもっているのもアントシアニンの特徴です。

健康を害する活性酸素を、力強く体内より除去するパワーを持っています。
健康のためにも便通をよくしておくのは必須であり、食物繊維の宝庫であるバナナをしのぐ含有量です。
健康が優れないのも、肌荒れが起こりやすいのも、便秘が関連しているというのはよくある話です。

不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方を含みますので、つらい便秘にもしっかりアプローチを仕掛けてくれますから、まさにフルーツの世界の実力派といってもいいでしょう。
あんなに小さくてチャーミングなフルーツですが、そこに凝縮をされている栄養価には驚くことになります。
人間が健康に過ごすためには、ミネラル成分やビタミンも必須であり、それらの栄養素もふんだんに含有をしているためです。

ビタミンを摂取するには、野菜をたくさん食べないといけないとなると、少し大変と感じるかもしれません。
小さな粒のブルーベリーだったら、その健康にも良い成分が凝縮をされています。

含まれるのはビタミンCとビタミンEがたっぷりであり、強力な抗酸化ビタミンの種類となります。
過酸化脂質の発生を予防してくれるのはビタミンEであり、体内におけるあらゆる細胞の健やかな状態をサポートしてくれます。
ビタミンCとの同時接種で、活性力も向上します。

アントシアニンの持つ強力な抗酸化能力

アンチエイジング対策では、細胞の老化を抑える働きのある抗酸化成分は欠かせません。
栄養成分が豊富なフルーツはたくさんありますが、ブルーベリーには抗酸化成分がたくさん含まれています。
ブルーベリーの特徴になっている果実の濃い青紫色は、色素のアントシアニンです。

なすや黒豆も同じような色をしていますが、あの色もアントシアニンによるもので、太陽の光にさらされている果実を紫外線から守る役割を果たしています。
人間の皮膚と同じように、植物も紫外線の影響で細胞にダメージを与えます。
人間の場合はメラニン色素を生成して紫外線をブロックし、細胞の破壊を防いでいるのですが、果実にとってメラニン色素にあたる存在がアントシアニンなのです。

アントシアニンには、紫外線などの影響で増えてしまった活性酸素を除去する力があります。
活性酸素の本来の役割は、有害な物質から細胞を守ることです。
外部から侵入してきたウイルスや細菌を撃退し、健康な状態を保ちます。

体にとって味方であるはずの活性酸素が変化してしまうのは、除去しなければいけない物質が増えてしまい、より強い酸化力が必要になった時です。

活性酸素のスーパーオキシドは、体内に存在するSOD酵素で除去しているのですが、年齢を重ねるとSOD酵素が徐々に減ってきてしまいます。
体内のスーパーオキシドが処理しきれなくなり、さらに紫外線を浴びたりストレス過多になってくると、活性酸素はより強力な一重項酸素やヒドロキシルラジカルになってしまい、細胞を傷つけたりタンパク質や脂肪を変質させるので、老化となって目に見える形であらわれてしまいます。

ブルーベリーに含まれているアントシアニンには、一重項酸素やヒドロキシルラジカルのような強力な活性酸素を減少させるパワーがあるので、アンチエイジングに理想的な成分です。

骨や皮膚に必要な成分が豊富なブルーベリー

ブルーベリーは水溶性食物繊維と不溶性食物繊維を含んでいるため、便秘解消などのデトックス効果も見込めます。
ミネラルは、ナトリウムやカリウムなどの他、マンガンや銅が含まれています。
マンガンは骨や関節、皮膚、そしてインスリンを合成する働きがあり、骨粗しょう症や糖尿病の予防には必要な成分とされています。
銅は血液の製造に深く関わっていて、体内に酸素を供給するヘモグロビンの生成をサポートしています。
そして、ブルーベリーのアンチエイジング効果は、色素成分だけではありません。

ブルーベリーには、若々しさを保つビタミンとして知られているビタミンEが豊富です。
老化を防いで美容と健康を保つには、細胞が必要としている栄養分を確実に送り届けなければいけません。
食事や生活習慣の影響でコレステロールや中性脂肪が増えてしまうと、粘り気のある血液になってしまい血管に張り付いてしまうため、血液の流れが悪くなってしまいます。
こうした血中脂質が活性酸素と結びつくと、過酸化脂質となって血管の劣化を早めてしまいます。

肌にある皮脂も同様に酸化してしまうと、肌細胞が損傷してシワやたるみ、シミなどが発生する原因となります。
ビタミンEやポリフェノールなどの抗酸化成分は、過酸化脂質を減少させる作用があるので、動脈硬化や美肌対策に最適です。

目が疲れてくると目のピント調節機能が衰えてくるので、物が見えにくくなってしまうことがあります。
ビタミンEは眼精疲労を回復する効果が期待できます。
アントシアニンも目の機能回復に役立つ成分で、毛細血管を強化したり、網膜にあるロドプシンをサポートして疲れ目やかすみ目などを緩和する働きを持つとされています。
そして網膜などに存在する活性酸素を除去する作用が認められ、白内障や緑内障といった眼病予防にも役立てられています。

膀胱炎の予防改善効果

ブルーベリーの成分によって、膀胱炎の予防改善効果も期待ができます。

含まれるビタミンAの栄養成分は、喉や鼻や目にお肌などの粘膜を、しっかりと保護してくれます。
その守ってくれる働きがありますので、外部からやってくる病原菌といった、数々の細菌の侵入を防いでくれます。
尿路殺菌作用があるアルブチンも含む果実ですので、膀胱炎の予防にも一役買ってくれます。

この症状は、女性に多く見られるものです。
特に美容成分のビタミンCが、とても多い果物というわけでもありません。
ですが食べるにしてもこの果実の場合は、破棄する部分がとても僅かです。

それに口にすると気には、加熱調理ではなく、生のまま美味しく食べることができます。
生のままの果実を食べられますので、含まれているビタミンCは熱で壊される心配もないです。
実質的に考えてみれば、新鮮なビタミンCを、キチンと取り入れることができる果物でもあります。

そのうえビタミンCだけではなく、ビタミンAにビタミンEの栄養成分も、一緒に取り入れることができます。
働く女性に多いのが膀胱炎の症状であり、これは仕事中にトイレを我慢することが大きいですし、環境にも身体が影響を受けています。
それは事務職や室内仕事が多い女性は、オフィスでのエアコンによる冷えの影響を受けています。
その中で働くことは大きなストレスがかかりますし、それが誘引をしてく部分もあります。
女性は頑張りすぎる面がありますので、さまざまな過労も原因になりがちです。

一旦なると再発をしやすいですが、しっかりと治療を行い完治させる必要があります。
膀胱炎は多くの日本人女性がかかりやすい病気ですが、かかってもすぐ治るという認識は、捨てておくことです。

ブルーベリーのもたらす効果

ブルーベリーには様々な成分が含まれる中で、アルブチンは膀胱炎の予防や、症状改善効果があります。
特に現代のビジネス社会で活躍をする女性たちは、ケアとしてこの果実を味方につけておくのが良いでしょう。
タンニンやペクチンも含んでいて、これは下痢などの症状を緩和してくれます。
仕事や外出の日に下痢になったら辛いですので、この果実を食べて対策をしてみるといいです。

ブルーベリーの葉の効果にも、注目の作用があります。
それは現代人にとって聞き捨てならない、血糖値を下げる効果があります。
また、葉の成分にも下痢の症状緩和の作用は期待ができます。
その他の成分の作用としては、多発性硬化症の症状の軽減効果などもあります。

葉の抽出物がというのは酸化防止剤として役立ちますし、着色料としてアントシアニンの色素も使われてもいます。
お薬との相互作用も、念のため知っておくといいでしょう。
葉の部分の栄養素には、血糖値を下げる作用があります。
そのため糖尿病治療薬のインスリンを利用している時に、果実の葉の成分を摂取してしまうと、血糖値が下がりすぎることがあるので要注意です。

ブルーベリーの栄養として多く含有するのは、ビタミンEの栄養成分になります。
食物繊維はとても多いものであり、100gの中には3.3gも含まれます。
様々な果実がありますが、食物繊維含有量はトップクラスの量を誇ります。
この果実の中には、いま話題の成分である、ファイトケミカルも含まれています。
鮮やかなブルーカラーが特徴の果実ですが、この色素のフラボノイド・ポリフェノール類のひとつであるアントシアニンのファイトケミカルが含有されています。

野生種のブルーベリーのワイルドブルーベリーにもアントシアニンがたっぷりと含まれます。
そのワイルドブルーベリーには、普通に食べる食卓でも見慣れたブルーベリーの種類と比べてみても、アントシアニンは5倍から30倍の量を含んでいます。
そのまま食べたり、ドライフルーツで楽しんだり、スムージーにしたり、料理に添えたり、様々な食べ方ででもブルーベリー、その中の成分、アントシアニンやビタミンEは是非、押さえておきたい成分ですね。