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カモミールってどんな味?ハーブティーの効能

カモミールの嬉しい効果と利用方法

カモミールティ―の効果

ハーブティーはそれぞれ身体に良い効能にがあります。
その中でカモミールは女性特有の悩みを和らげてくる効果があります。

まず、体内の平滑筋という組織を落ち着かせる作用があり腹痛や胃痙攣、生理痛を和らげてくれます。
また、胃の粘膜を修復して丈夫にし、消化機能を正常な状態に保ってくれます。
眠りに就く前に飲むことは避けるように言われているハーブティーもカモミールであれば、
心身をリラックスさせてくれる効果があるので、不眠症を改善しよく眠れるようになり、
冷え性や貧血の改善にもつながっていきます。

●カモミールの様々な効果
・アレルギー物質を防ぎ、花粉症や鼻炎(鼻づまり)に効果
・不眠対策やリラックス効果
・消化器系トラブルの改善
・眼精疲労回復効果
効能まとめ
胃腸のトラブル(下痢や便秘、食欲不振、消化不良、過食)の改善
リラックス効果、むくみ、冷え性、風邪予防、不眠症改善、アレルギー症状緩和、
口臭予防,眼精疲労

カモミール(カミツレ)として飲む以外の活用方法

カモミールは、入浴関係の使用でも効果があり、
カモミールティーをリンスとしてすると髪にツヤが出てきます
入浴剤の代わりにカモミールを入れると傷や湿疹などの炎症系トラブルに効果を発揮します。
ご興味のある方はぜひ、試してみてください。

因みに、入浴関係で効能があるのに
カモミールの名前では入浴剤とかの販売はほとんど見かけませんが、
カモミールの和名『カミツレ』では、
色んな種類の入浴剤やリンス・シャンプーに使われて販売もされていますので、
バス用品の原材料で『カミツレ』を見かけたら、
カモミールが入っているとの目線で見てみるのも面白いかもしれませんね。

カモミールの抗酸化作用で生活習慣病をブロック!

生活習慣病に効果があるとされるカモミール

健康志向の高まりによって生活習慣病の予防の重要性が認識されてきています。
生活習慣病は老廃物がたまる生活である深夜まで起きる不摂生や暴飲暴食を繰り返すことによって、本来体から排出されるはずの老廃物が溜まった状態を指します。
本来、排出されるはずの老廃物が体の中にたまると、それが再び血管の中に入り込んで一つの塊になります。
その塊はとても粘着力が強く血管の内部で張り付くので、それがどんどん蓄積すると血管を狭めてしまいます。
血管が狭まった状態になると血管に余計な圧力がかかり高血圧になるだけでなく、その圧力によって臓器に負担がかかると糖尿病や静脈瘤のような重い病気に発展します。

さらに生活習慣病の恐ろしいところは、この病気は初期段階といった分かりやすい症状が出るというわけではなく、むくみや体臭の変化などが現れ始めるなどある程度進行してから出ないと現れにくいことです。
しかし、むくみや体臭の変化は別の状態でも引き起こされるものなので見過ごされることが多く、気づいた時には生活習慣病が取り返しのつかない段階になっていることはよくあることです。
そこで症状が表面に出てくる前にしっかりと予防することが先決です。
その予防には運動が一番効果があることですが、その運動の効果をより発揮させるためには体内の環境を整えてあげることが大事です。

その体内の環境を整えるのに役に立つのが薬膳茶であり、その薬膳茶の中でも生活習慣病に役に立つとされているのがカモミールです。
カモミールはヨーロッパの原産ですが、ハーブとして用いられるのは数あるカモミールの中でもジャーマンカモミールとローマンカモミールの種類だけが薬用として使用されます。

そのカモミールがなぜ生活習慣病予防に効果があるのかというと、それはカモミールの特有の成分であるアズレン誘導体とアビゲニンという成分が関係しています。
アズレン誘導体は胃の粘膜を修復して丈夫にし消化機能を正常な状態に整えてくれます。
生活習慣病の老廃物の蓄積は不摂生によって胃腸が弱ってしまう事も進行を早めてしまう要因になります。
そこで胃の粘膜を修復して丈夫にするアズレン誘導体をカモミールから吸収することによって老廃物の排出力と細胞の修復力を高めてくれます。

そして、アビゲニンはぶどうや緑茶に含まれているポリフェノールの一種で、ポリフェノールは植物が太陽の紫外線から身を守るために分泌するものです。
アビゲニンを摂取すると強い抗酸化作用を発揮し、血管の中で老廃物が粘着性を生み出す原因の活性酸素を無害化するので生活習慣病予防につながります。

抗酸化作用を引き出すカモミールの活用法

生活習慣病予防にカモミールはアビゲニンによる抗酸化作用とアズレン誘導体の胃腸増強効果による相乗効果によるものですが、その効果をより発揮させるためにはやはりお茶にするのが一番ですが、ただしただお茶を入れるにしても一つの注意点を把握しておかないとせっかくの抗酸化作用が発揮されないです。
カモミールの茶葉をパックに入れたら、それをやかんの水の中に入れます。
茶葉を入れても良いです。

そして水の中にいれたら、そのまま火にかけて沸騰させます。
通常のお茶の認識としてはお湯に色がついたら茶葉を取り出すのですが、カモミールのようにポリフェノールを十分に溶け出させるためには色がつく程度では効能が薄いです。
そこでお湯に色が出ても、そのまま沸騰させ続けてお湯の色がこれ以上変わらないという段階まで煮出したらお湯の中にポリフェノールがすべて溶け出ているので完成です。

このカモミール茶を運動後に飲むことによって、運動の代謝促進力で脂肪が燃える力がある段階でカモミールの活性酸素を無害化しプラークが溶けやすい状態になるので良い効果的に抗酸化作用を発揮してくれます。
ただし、カモミール茶に限らずポリフェノールを多く含む食材全般に言えることなのですが、このポリフェノールは抗酸化作用を持っていますが酸素に強いというわけではないです。
酸素と結びつきが大きくなると酸化してポリフェノールの抗酸化作用が落ちてしまうので、カモミール茶を2リットル分で大量に作ったときには必ず作ってから2日から3日のうちに飲み切ることをお勧めします。

基本的カモミールの活用法はお茶が一番ですが、それ以外ではハーブとして用いてオイルと合わせて化粧品としたり高熱の蒸気で部屋を加湿するアロマとして使ってもよいです。
カモミールの油を化粧品やアロマオイルという形で使うと、その油が揮発する際に皮膚の中に吸収されます。
皮膚の中に吸収された成分は、その抗酸化作用が肌の中に取り込まれることで活性酸素を除去し皮膚のシミやそばかす改善につながります。

そして、アロマオイルとして吸引すると抗炎症効果を発揮するので、特に春先から夏にかけて悩みの種ともいえる花粉症やハウスダストによる鼻炎に対して効果があります。
それ以外にもカモミールには荒立った神経活動を抑え込む効能でリラックス効果による安眠効果や、オイルを髪に塗ると髪の毛につやを与えるので抜け毛予防につながるなど飲む以外の活用法でも健康に役にたちます。

カモミールの抗炎症作用で消化器を守る!

カモミールはお腹の中を守る薬草です

ハーブティーというとなんとなくオシャレなイメージがあるからと愛用している女性も多いでしょう。
カモミールもなんとなく飲んでいるでしょうが、効果効能たっぷりの薬草です。
ジャーマンカモミールやローマンカモミールなど種類があるものの、どれも似た効果を持っています。
日本はともかくヨーロッパなどではすでに4千年以上も昔のバビロニアの時代から薬として使用されてきたのです。
ただし重度のキク科アレルギーがある方はアレルギー反応を起こす危険性もあるため注意は必要です。

忙しい現代人ですから、仕事の合間に食事を早食いしている方も多いでしょう。
しかも食べるものはお野菜中心の和食メニューというより肉や脂肪分たっぷりの欧米食。
外食やコンビニ食を利用する機会も多く暴飲暴食を繰り返す人もいれば、とにかく痩せようと極端に食事の量を減らしたり栄養が偏っていたり。現代人の消化器もまた常に過酷な状況に置かれているのです。

そんなときに一杯のカモミールティーを飲んでみてください。
カモミールティーにはアズレンという成分が含まれています。
これが消化器系の炎症を抑える抗炎症作用が強いと言われているのです。
抗炎症作用は歯肉炎や口臭の予防にも最適です。
大切な消化器を守るためにも薬草の効果を利用しましょう。
抗炎症作用のみならず消化器系のけいれんにも効果があることはドイツの保健当局も認めています。

アズレンの抗炎症作用のほか、アピゲニンという成分に抗酸化作用もあります。
年齢を重ねるごとに人の身体は酸化していきますがそれを防ぐこともできるのです。
癌の予防やアンチエイジング・アレルギー症状の改善にも作用します。
抗炎症作用により炎症を起こしているところは鎮めてくれますが、一方で身体を温める作用もありヨーロッパにおいては風邪予防のためにも飲まれています。
身体が温まれば消化器系もスムーズに動くようになりますし、月経痛などの女性特有の悩み緩和にもつながります。

カモミールには「マザーリーフ」という別名があります。
その名の通り、あなたが風邪を引いたときも生理痛で苦しんでいるときも、抗炎症作用が起きているときも、アレルギー症状が起きているときも、いろいろなときにその症状を緩和してくれて身体を守る母親のような存在のハーブなのです。

カモミールティーにして飲んでもいいですし、精油の香りを部屋中に広げるのもいいでしょう。
うがいの際や入浴剤代わりに使用することもできます。

カモミールは優しい香りのハーブです

おしゃれでしかも効果効能がさまざまあるハーブですが、たとえばローズヒップの場合には酸っぱくて飲みにくいという方もいるでしょう。
カモミールは「大地のリンゴ」を意味するギリシャ語から来ており、リンゴのような優しく甘い香りです。飲みやすいハーブティーになるでしょう。

抗炎症作用などさまざまな効果効能のために飲む方もいますが、健康効果だけでなく飲むことでストレスが少し緩和された感がありませんか。
カモミールはリラックス効果もある薬草なのです。ストレス社会の現代にピッタリなのです。

仕事の休憩時間や仕事を頑張った後の一杯として飲むのもいいでしょう。
紅茶やコーヒーと違ってハーブティーの場合にはカフェインが入っていないので覚醒作用はありません。
夜寝る前の一杯にしてもいいのです。
翌日の仕事のことを考えたり、今日の反省をして悔やんでいて眠れないという方も多いでしょう。
寝るギリギリまでスマートフォンを触っていたりテレビを見ていたりインターネットでネットショッピングをしていては眠ろうとしても脳が活性化してしまっていてなかなか寝付けないはずです。

そんなときに温かいカモミールティーを飲んでゆったりと過ごしてください。
少しずつ眠りモードになっていって、まさにその昔お母さんに添い寝してもらったときのように安心してゆったりと眠れるはずです。
質のよい眠りは毎日の健康を手に入れる近道です。
そういった意味でもカモミールは薬草と言えるのです。

胃薬や睡眠薬などさまざまな薬があり、どれも良く効くでしょうが副作用が心配です。
ハーブティーなら自然由来なので副作用はありません。
ただし、効果も即効性はないので毎日の生活に取り入れるようにして継続しましょう。
ジャーマンカモミールの方がクセがなく甘味もあるのではじめての方でも試しやすいです。
商品によって多少の味の違いはあるので、飲み比べてみて続けやすいものを見つけ出しましょう。

安すぎる商品は鮮度も悪く薬臭く感じることもあります。
ある程度は質のよいものを選ぶ必要があります。
他のハーブと組み合わせてみるとおいしく飲めるかもしれません。

ハーブティーはどれも利尿作用があり、それによって身体の中の老廃物が出て行って身体の内側からきれいになることができます。
効果が感じられないからと飲みすぎるとお腹がゆるくなる危険性はあります。
普段のお茶やお水の代わりに飲んで消化器から健康を手に入れましょう。

 

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カモミールのニキビなどの炎症を封じ込める力とは

カモミールのニキビなどの炎症を抑える力が魅力

カモミールはハーブです。
別名カミツレとも呼ばれています。
ギリシャ語で大地のリンゴと表現されるカミツレはヨーロッパにおいてもっとも歴史をもつ民間薬のハーブでもあります。
4千年以上前から治療に使われてきたほどのカミツレは精油としても人気で、香水や化粧品、お茶などさまざまな商品を近年では見ることができます。
カミツレをお茶にしたカモミールティーは炎症を抑える力に優れています。

抗炎症作用に秀でたカモミールはニキビなどの炎症を抑えるのに役立ち、お肌のトラブルを改善する働きをサポートしてくれる心強い味方です。
またその働きは多岐に渡るのも特徴です。
カモミールに含まれる精油成分アズレンは消化器系の炎症を抑える効果を高く持ち、その働きから歯肉炎をはじめとする症状から口臭予防にも及びます。
胃の健康にも役立ちます。
胃腸の痙攣の症状や胃の不調を緩和する働きもあります。
胃痛や胃もたれ、胃の不調に優しく作用してくれます。

カミツレのお茶であるカモミールティーはホルモンバランスの乱れにも大きく貢献してくれるうれしい働きもあります。
ホルモンバランスの乱れは特に女性にとっては大問題です。
体調がすぐれないだけでなく、お肌への影響も懸念されます。
カモミールティーのホルモンバランスの乱れを改善してくれる働きはホルモンバランスの影響でニキビや肌トラブルを引き起こしている方に症状の鎮静を与えてくれます。

優れた働きを持ち炎症を封じ込める力をもつカモミールはアロマの世界ではリラックス効果の薬草としても有名です。
カモミールティーは神経系の疲労回復に有効です。
神経を鎮める役割が安眠にも良い影響を与えてくれます。
安眠導入効果も期待でき不眠症に悩まされているかたにもたいへん最適なハーブティーです。

そして、何よりカモミールはノンカフェインです。
近年カフェインレスのコーヒーなどの飲料が人気ですがカモミールもそれに当てはまります。
カフェインレスのハーブティー、カモミールティーはだれでも安心して飲むことができるの魅力です。
安眠とリラックス効果のためにお休み前のお茶として楽しむことができます。

さらには赤ちゃんも飲むことができます。
寝つきのわるいお子様や赤ちゃんなどにもカモミールティーはカフェインレスですので安心して飲ますことができます。
お肌や体の健康、心の健康にも働きかけてくれるハーブのひとつカミツレは高い支持を得ているハーブです。

カモミールのスキンケアでニキビなど肌トラブルの炎症ケア

抗炎症作用、抗菌作用、美肌効果のあるカミツレはスキンケアにも大活躍です。
使用するのはお茶にしたカモミールティーです。

そのお茶で水洗顔するケア方法は海外のセレブ美容としても愛用されている方法です。
まずカミツレの茶葉を陶器やガラスに入れます。
その上から沸かしたお湯を注ぎます。
そのままお茶が冷めるまで待ちます。
十分に冷めたらカモミール水の出来上がりです。
このお水で優しく洗顔します。

炎症を伴うニキビや肌荒れにこの洗顔は効果的に働きかけてくれます。
もちろんハーブティーバッグを利用してもかまいません。
ハーブティーが温かい間はお茶として飲む、残った冷めたものをスキンケアに使用すると内側と外側からカモミールでケアすることができます。
ティーバックを利用して作った場合、使い終わったティーバッグを捨ててしまってはもったいないです。

ティーバックを使用したらラップに包み冷蔵庫で一晩冷やしてみてください。
朝起きたらそのティーバッグでむくみケアができます。
目元や気になるむくみの部分に当ててパックするだけです。
鎮静作用とクールパックの作用でむくみ解消に役立ってくれます。

カモミールティーを使って手作り化粧水も作ることができます。
お肌が敏感の方でも手作りのシンプルな化粧水がお肌に安心して使用することができます。
抗炎症、抗菌、美肌、さらには美白効果も期待できる化粧水は肌トラブルだけでなくシミにも効く化粧水です。
はじめに使用する瓶は沸騰または熱湯消毒させておきます。
そして乾かし清潔な状態にしておきます。
ガラス製の瓶で広口タイプが最適です。
そこにまず乾燥したカモミール15グラムをいれます。
次に日本酒360ミリリットルをゆっくりと注いでいきます。
瓶のふたを閉めたら冷蔵庫で1週間寝かせます。

1週間後、コーヒーフィルターなどで漉して使用する化粧水ボトルに移します。
お好みでグリセリンや植物オイルなどの保湿剤を加えても構いません。
保存は冷蔵庫使用で1か月を目安に使い切ってください。

カモミールは副作用の心配がないことでも知られています。
しかしまれにキク科の花であるブタクサやヨモギなどにアレルギーをもつ方は使用する前に注意したほうがよいです。
カミツレはキク科の植物に当てはまります。
ハーブティーをそのまま化粧水としてしても使用することもできます。
ちょっと濃い目に煮出したお茶を使用しグリセリンなどの保湿剤を乾燥状態に応じ加えるだけです。

 

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発汗作用があるカモミールティーで血行促進!

では、カモミールに含まれている成分をもう少し詳しくみてみましょう。
カモミールに含まれる成分にはアズレン、カマズレン、ビサボロール、フラボノイド、アミノ酸、ノニル酸、カプリン酸などがあります。
ジャーマンカモミールとローマンカモミールの2種類があります。

ヨーロッパ原産のキク科シカギク属のハーブとして用いられてきました。
ジャーマンカモミールはカマズレンを多く含んでおり、これが青い色をしていることからブルーカモミールと呼ばれています。
炎症を鎮める作用はジャーマンカモミールにしか含まれていません。
クミンアルデヒドやアズレンが多く含まれており、非常に強い香りを放ちます。
ハーブティとしても若干苦みのあるローマンカモミールよりもジャーマンカモミールのほうが多く利用されています。

ローマンカモミールが多年草であり花だけでなく茎や葉にも香りがあるのに対して、ジャーマンカモミールは一年草で花だけに香りがあるという違いもあります。
リンゴのような甘い香りがすることと、抗糖化成分であるカマメロサイドを多く含むのがローマンカモミールの特徴です。
アンゲリカ酸、メタクリル酸、チグリン酸、アズレンが含まれています。

一番の違いはカマズレンで精油成分として利用されています。精油を水蒸気蒸留するとマトリシンという成分がカマズレンに変化します。
カマズレンは青い色を出すため、ジャーマンの精油は青緑から濃い青色をしています。
強い抗炎症作用と抗アレルギー作用があり、胃の調子が悪い時や血行が悪く冷えを感じるとき、不眠の時に強い効果を発揮してくれます。
ローマンは薄い透明感のある黄色をしていて、甘い青りんごのようなフルーティな香りで癒してくれますから、リラックスタイムに最適です。

どちらのカモミールもリラックス効果と血行促進が期待できます。
アズレンは医薬品にも配合されている成分で、お湯に浸して成分を浸透させ、それを吸引することで喘息や風邪ののどの痛みなどにも効果をもたらしてくれます。
ローマンは優しく働きかけますので高齢者や子供にも安心して使えます。
筋肉のコリや関節炎、リウマチにも使えます。
ジャーマンは皮膚炎、湿疹、アトピーといった肌トラブルにも強力に働きかけ、皮膚の炎症を鎮めてかゆみを抑え、皮膚の細胞を修復してくれますから肌がきれいに健康になります。
神経の緊張や不安による頭痛や腹痛、胃炎にも効きますし、歯痛にも効きます。
味にくせのないジャーマンはハーブティとして、ローマンはエッセンシャルオイルや入浴剤、ポプリなどに使われています。

カモミールの製品の種類と選び方

カモミールには血行を促進して体を温めてくれる作用があります。
血管拡張、発汗作用も期待できます。
不眠症、リウマチ、関節痛などの治療に古くから用いられており、風邪の時には発汗作用と消化促進で症状を和らげてくれます。

発汗作用があることから入浴剤としても用いられており、冷え性対策として人気のあるハーブです。
発汗作用により体の老廃物を排出し、血液がサラサラになります。
冷え性の原因となる自律神経の乱れにも作用し、抗酸化作用による血行不良を改善してくれます。
血行促進と自然な収れん作用があるため、たるみやむくみを引き締めて肌を若返らせ、血色のよい顔色にしてくれます。

血行促進で体が温まるので生理前のPMSや生理痛を緩和してくれる働きもあります。
抗酸化力が高いことも肌の老化の原因となる糖化と酸化を防いでくれます。
カモミールティーにジンジャーをプラスすることでより高い発汗作用が期待できます。
美白、便秘解消、殺菌効果もあり、胃の消化吸収を助けてくれます。

カモミールの種類は精油、エッセンシャルオイル、アロマオイル、ハーブティ、化粧品などに使われています。
ハーブティとしておすすめなのは最高級品といわれる風味豊かなアンデスのカモミールティです。
有機栽培され、加工、製造まで徹底された品質管理の元で一貫生産されます。
オーガニック、ノンカフェインが人気です。
香りに癒され、味もおいしく満足度の高いお茶です。

スキンケアを選ぶのなら専門店がおすすめです。
肌を柔軟に整えてくれるフラボノイドを最大限活用し、角質層からふっくらと柔らかい肌に仕上げてくれます。
香り豊かで深い潤いを与えてくれるカモミールのスキンケアは鎮静と抗炎症化作用にも優れ、乾燥肌を優しく落ち着かせてくれます。
エキスを惜しみなく使った贅沢なスキンケアシリーズなら肌荒れを防ぎ、美肌に導いてくれます。

エッセンシャルオイルを選ぶ時にもティートータルのオーガニックカモミールのように、オーガニック、有機認定アロマがおすすめです。
農薬や化学肥料を使わないのはもちろん、製造に利用される器具の洗浄剤も基準を満たしたものを使い、栽培、中継業者、製造販売者まで最高のオーガニック基準で取り扱いされている最高品質のオイルなら、皮膚トラブルやアレルギーの時にも安心して使えます。
ティートータルのカモミールティーはオーガニックの100%ドライカモミールですのでおすすめです。

入浴剤も100パーセント天然ハーブを使い、無香料無着色の商品がおすすめです。
ほんのり甘く優しい香りで癒され、ハーブエキスが肌をつややかにしてくれます。
アトピーや湿疹のかゆみも抑えてくれます。発汗作用も高いのでデトックス効果が期待できます。
発汗作用で新陳代謝を促進、冷えと不眠を解消してくれます。

 

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乾燥肌の方は試してみて!保湿効果抜群のカモミール風呂

カモミールは美容や健康に良い影響をもたらすハーブの一種

アロマ関係に疎い人でも、カモミールという言葉は一度は耳にしたことがあるでしょう。
カモミールはキク科の一種である耐寒性一年草であり、可愛らしい花を咲かせ、甘いリンゴのような香りを持つハーブです。
ヨーロッパから西アジア地域で生息し、アロマやハーブとして薬草的な役目を担っています。

乾燥させたカモミールは様々な使い方が可能なため、好みの方法でその香りを楽しむ事が出来ます。
実際に香りだけではなくその効能も広く知られており、体に優しい薬効成分として取り入れる事も出来ます。

特に乾燥肌に悩む人にとってはカモミールの保湿成分を利用したお風呂で、その効果を感じることが出来ます。
乾燥させたカモミールをティーバッグやガーゼの袋に詰め込み、お風呂の湯に入れて成分を行き渡らせるだけで、保湿効果の高いカモミール風呂になります。
お湯に溶けたカモミールの成分は、皮膚の保湿効果を高めるだけではなく、発汗作用にアレルギー症状の緩和が期待出来ます。

アトピーの炎症を和らげる作用もあるという事から、自然の薬効成分の助けを借りた薬草風呂という事になります。
病気という程ではないけれど、乾燥肌で悩んでいるという人には、特に日々のお風呂タイムに利用をおすすめするハーブです。

カモミールに含まれている成分のカマズレン、ビサボロールには抗炎症作用に抗アレルギー作用があります。
その成分によって肌の状態を安定させ、保湿効果を保ち乾燥肌に効果的となります。

またお風呂は疲労回復させてくれるものですが、カモミールの成分が加わる事で、疲労回復効果が高まります。
甘い心地よい香りによってリラックス効果を得られ、乾燥肌対策にもなるという事からも、カモミール風呂はオススメ出来ます。

また、乾燥肌対策としては、お風呂だけでなく、カモミール成分配合の洗顔料や化粧水、乳液やクリームなどを使ってみるのも良いかもしれません。
化粧品や薬品メーカーではカモミールの薬効成分に注目し、数多くの基礎化粧や化粧品に取り入れています。
カモミール風呂で体を温め、化粧水やクリームでケアを続ける事で、保湿が保たれた肌をキープする事が出来ます。

特に冬場などは乾燥肌の人にとっては、いかに保湿をするかが重要になってくるものです。
自然の成分を利用した天然の薬効成分を使う事で、悩みの種である乾燥肌とお別れ出来るかもしれません。
手軽に始める事が出来るカモミール風呂を今日から試してみてはいかがでしょうか?

ハーブティーは世界中で愛されている薬効成分の高いお茶

カモミールは皮膚の炎症作用を緩和させ、保湿効果を与えてくれるものですが、ハーブティーとして飲用する事で、更に別の効果を得られます。
体の中にある筋肉組織である平滑筋を鎮静させる効果がある事で、胃の痙攣や腹痛に、女性に多い月経痛などに良いとされています。

また、アズレン誘導体によって胃の粘膜修復機能が働き、それによって消化機能を正常化する事で、ストレスが原因の胃潰瘍や過敏性腸症候群などの症状を緩和させます。
またリラックス効果が高いため、心を落ち着かせ安眠を得る事ができ、ストレス解消や体調管理にも役立ちます。

カモミールティーは、ハーブを自家栽培してフレッシュな状態で作るのが香り高いですが、手軽さを求めるならば、ハーブティーとして精製された茶葉やティーバッグタイプ利用しても良いです。
お湯を注いで成分を抽出させてそのまま飲んでも良いのですが、他のハーブとブレンドしても香り豊かなお茶として楽しむ事が出来ます。
レモンバームは爽やかな香りをプラスし、フルーティーな風味となります。
また、ペパーミントは清涼感を感じられ、すっきりとした味わいが心地よいです。
比較的、良く知られているラベンダーも花の香りを際立たせ、花好きには好まれる香りとなります。

このように様々なハーブとブレンドする事によって、カモミールに付加価値を付ける事が出来ます。
色々なハーブを試し、自分好みのカモミールティーを作り出すのも楽しいものです。

また、シンプルではありますが、ミルクと合わせたミルクティーは一番飲みやすく、誰でも受け入れやすいお茶になります。
ハーブならではの利点を活かし、香りと味を楽しみながらティータイムに利用してみましょう。
(次項ではカモミールミルクティーについても解説していきます。)

お風呂や蒸気から皮膚から成分を浸透させ、お茶として成分を摂取する事で、総合的な効果を得られるカモミールですが、気をつけるべき事もあります。
花粉症の人の場合、キク科の成分によってアレルギー症状を起こす可能性がありますので、避けた方が良いでしょう。
また妊娠中の人で、特に妊娠初期の場合は、子宮収縮などを引き起こす事もあるため避けて下さい。

おすすめしたいタイプは、乾燥肌対策をしたい人、皮膚の炎症やアレルギーの緩和を求める人、精神的安定や安眠を望む人などです。
ただし使用中に少しでも肌に違和感や、気分がすぐれない状態になるようであれば、使用するのを控えましょう。
上手な使い方で体のためになるハーブは、個人の状態に合わせて使うのが一番です。

胃腸に優しい!カモミールミルクティーでリラックス!

カモミールティーの効能は胃腸やリラックス効果だけでなく美肌にもあります

ハーブの一種であるカモミールは、ハーブティーとしていただくと身体に嬉しい効果をたくさんもたらしてくれます。
カモミールには体の中でも消化器や生殖器、血管や呼吸器、泌尿器などにある平滑筋と呼ばれる筋肉の組織を落ち着かせる効果があります。
そのため、腹痛や女性特有の生理痛、胃痙攣、膀胱炎、気管支の炎症などの痛みを和らげる働きをもっているため、胃腸にも優しいです。

また、カモミールにはアズレン誘導体という物質が含まれていることから、胃の粘膜を修復したり丈夫にしたりする効果を発揮してくれるため、消化機能が正常に保たれますので、ストレスなどで引き起こされる、過敏性腸症候群や胃潰瘍などにも効果があり、胃腸に対して不安がある場合には積極的に飲むと効果を得ることができます。

また、このアズレン誘導体には抗炎症作用や抗アレルギー作用があるため、カモミールティーの蒸気を吸うと、花粉症や鼻詰まりの症状が改善されます。
ただし、ブタクサアレルギーのある人は、同じキク科のカモミールを摂取するとアレルギー症状を発症してしまうため控えましょう。

特にカモミールはジャーマンとローマンに分類することができますが、ジャーマンカモミールにアズレン誘導体が多く含まれているため、ジャーマンカモミールを摂取するとよいでしょう。
そして、カモミールには心身をリラックスさせる効果もあります。
りんごのような優しい香りで、精神を安定させる作用があるため、安眠やリラックス、疲労回復に効果があります。

温かいハーブティーにして飲むと自律神経がリラックス効果により副交感神経を優位にさせてくれるため、日中にストレスなどで交感神経が活発になった身体をリラックスさせて落ち着かせてくれます。
特に昔からヨーロッパでは神経症の薬として使われてきましたし、神経を落ち着かせてリラックスさせる効果の他にも身体を温める効果も期待できるため、寝る前に飲むと安眠に導かれます。
そしてカモミールは美容にも効果を発揮します。
というのも、ポリフェノールの一種であるフラボノイドが含まれているため、活性酸素を除去する働きが期待できるのです。
活性酸素を除去することでシミやそばかすを防ぐことができますし、肌の老化を促進する原因と言われる酸化を防ぐことができます。
以上のことから胃腸など体の内部に効果をもたらすだけでなく、身体の外部である肌の美しさにも効果を発揮してくれるのです。

美味しくて効果的なカモミールティー飲み方

せっかく健康にも美容にもいいカモミールなので、できれば美味しく体に取り入れたいものです。
そこでお勧めな飲み方は、まずはミルクで割って飲むミルクティーです。
特に不眠ケアとして生活に取り入れたいと思っている人にお勧めの飲み方ですが、もちろん紅茶でブレンドしても美味しく飲めるのは確かです。

でも、紅茶のカフェインが睡眠を邪魔してしまうことが予想されるため、入眠前はミルクティーがおすすめです。
ミルクティーにすると、ハーブティーに慣れていない人でも美味しく飲むことができますし、蜂蜜や砂糖を少し入れることで甘くよりリラックス効果が期待できます。
また温かいミルクティーは副交感神経の働きを活発にしてくれるため、入眠する1時間から2時間前に飲んで身体を温めて布団に入るといいでしょう。

赤ちゃんの夜泣きにも効果があるので、赤ちゃんに与える場合はストレートのハーブティーにして薄めて飲ませるのがポイントです。
離乳食が始まっていたら問題なく飲ませることができます。

また、お母さんも一緒に飲むことで、副交感神経が活発になり日々の育児疲れのストレスを和らげ、授乳や夜泣でなかなか眠れない夜の辛さを和らげることができます。

カモミールはミルクや紅茶の他にも色んなブレンドを楽しむことができます。
はちみつと生姜をプラスすれば、より身体を温める効果が期待できるため、生理痛や胃腸の不調の人にぴったりです。
特に冷えは万病のもととも言われますので、身体をあたためるのはとても重要なことです。

また、ミルクとペパーミントをプラスすると、すっきりした味わいになります。
ペパーミントが口をさっぱりさせてくれますし、ミルクティーにしたものに加えることで安眠効果がアップします。

そして、レモンとの相性もいいです。
そのままストレートで飲むのも美味しいですが、レモンがプラスされることですっきりして飲みやすくなりますし、レモンにはビタミンCが豊富に含まれているため、美容効果もアップします。

また、胃腸の調子を整えたいという人には、カモミールにペパーミントとオレンジピ―ルをプラスするのもおすすめです。
ペパーミントは胃粘膜を保護するなど胃腸の調子を整えてくれる効果がありますし、オレンジピールにも胃酸の消化機能を高める働きがあるためです。
そしてカモミールはハーブティーとして飲むだけではありません。
そのほかにも、鎮静効果から湿布薬として使用したり、ポプリ、アロマ、リンスなど使い方は様々あるので、生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

緑茶ブレンドも美味しい!?カモミールと合うお茶とは

組み合わせ次第で様々な効能が得られる

カモミールは小さな可愛らしい花を咲かせるキク科の植物で、比較的栽培が簡単で自生している地域もあるため特にヨーロッパでは古くから薬用に使われてきました。
炎症を和らげたり殺菌やアレルギーの緩和、リラックス、安眠など様々な効果があり、風邪をひいたときにはカモミールを飲むだけでなく蒸気を吸うと鼻づまりが解消されて、喉まですっきりするので欧米ではカモミールを薬として常備している家庭もたくさんあります。

そのまま飲んでもじゅうぶん美味しいハーブティーですが、ほかのお茶とブレンドして飲むこともできます。
日本人は西洋のハーブティーが苦手な人も多いので、緑茶など日本のお茶と合わせることで飲みやすくなるメリットがあります。
緑茶にはカテキンが多く含まれていて、優れた抗菌作用や殺菌作用、生活習慣病の予防やガンのリスクを下げるなど数多くの効能が報告されています。
カモミールと緑茶はよく合うので、好きな割合でブレンドすると両方の効能を同時に得ることができて健康のために役立ちます。

カモミールと緑茶のブレンドはホットでもアイスでも飲めて、どんな食事にも合うのもメリットです。
口臭を防いだり胃腸を守る効果があるため中華料理など脂っこいメニューのときやファーストフードのテイクアウト、揚げもの、にんにくやスパイスをたくさん使った料理を食べるときに飲み物として利用するのがおすすめです。
食事の前に飲んでおけば脂肪の吸収を和らげることもできるので、太りにくい体質を目指すためにも有効です。

カモミールはノンカフェインなので、カフェインが入っている緑茶とブレンドすることによって気持ちを切り替えたり眠気を覚ましたりする効能がプラスされます。
そのままだと主張のないマイルドな味わいですが、苦みのある緑茶と合わせるとしっかりした濃い味になるのでリフレッシュしたいときにも使えます。
逆に緑茶の苦みが苦手で飲みにくい人はカモミールのおかげで味をマイルドにして、ほのかな甘みが加わることで飲みやすくなります。

また、抗酸化作用の強いルイボスティーとのブレンドもおすすめです。
カモミールティーもルイボスティーもどちらもノンカフェインでありながら美肌効果も期待でき、さらにリラックス効果や冷え性の改善にも効果を期待できるため、女性にはとても嬉しい組み合わせになるでしょう。

ほうじ茶や烏龍茶、紅茶、玄米茶、ジャスミンティーなど日本人が好んで飲むお茶はどれでもブレンドに適しているので、特別な材料がなくても自宅にある茶葉やティーバッグを利用して簡単にオリジナルの飲み物が作れます。
合わせる種類によってカフェイン入りやノンカフェイン、殺菌効果、目覚まし効果などを得られるので目的に合う組み合わせを選びましょう。

季節によって使い分けるのもおすすめ

カモミールによく合うお茶やハーブは緑茶以外にもたくさんあります。
上記でも取り上げたノンカフェインの健康茶として知られているルイボスティーや、香りがよく似ているアップルティー、薬用のハーブとして使われることが多いタイムやセージ、ローズマリーなども適量をブレンドすると美味しいハーブティーができます。

せっかくオリジナルのお茶を作るなら、季節や気分に合わせていろいろな種類を試してみるのも楽しくて新しい味を発見できます。
夏場に食欲がなくてさっぱりしたいときには清涼感のあるペパーミントやレモングラス、フェンネル、イタリアンハーブなどをカモミールに合わせると胃腸の調子がよくなり、アイスティーとしても美味しく飲めるメリットがあります。
冬の寒い季節や風邪気味のときにはルイボスティーやアップルティー、エルダーフラワーなどのブレンドが効果的で、体を温めたり疲労回復に役立ちます。

ハーブ以外のスパイスを使ってみると少し変わったカモミールティーを楽しむことができます。
シナモンやクローブ、カルダモン、ジンジャーは特におすすめで相性がよいスパイスで、贅沢な気分にさせてくれます。
スライスしたリンゴやオレンジ、レモンなどフルーツを入れると爽やかで、ハーブとは一味違う自然の風味が加わります。

カモミールは本来リンゴに近い風味を持っているので、リンゴやアップルティーとの組み合わせは一年中楽しめます。
オレンジピールやレモンピールを使うと甘みとほのかな苦みが加わって上品な味わいになり、上質なティータイムを演出できます。

カモミールのブレンドティーは組み合わせる材料の種類によって砂糖を入れた方が美味しい場合とそのままのほうがよい場合があります。
緑茶やジャスミンティーなど砂糖を入れずに飲むのが一般的なお茶なら無糖で楽しみ、紅茶、ルイボスティー、その他のハーブティーなど甘いほうが飲みやすいブレンドなら砂糖やオリゴ糖などを加えて好みの甘さに仕上げましょう。
ハチミツもよく合うので、喉が痛いときや健康的な食生活をしたいときに使うと効果があります。
ローズヒップやハイビスカスなど酸味の強いハーブティーと組み合わせたときにも、ある程度、甘みがあったほうが飲みやすくなります。

リラックス効果や消化機能のサポートなどたくさんの効能を持っているカモミールは、常備しておいて毎日飲みたい健康茶です。
好みのブレンドを見つけて自分だけの味を楽しんでみましょう。

 

 

香りが似ているから混ぜてもGOOD!りんごとカモミールのコンビネーションレシピ

カモミールの香りや効果・効能とは

カモミールは植物のお医者さんとも呼ばれている育てやすいハーブの一種で、お茶などにして入れるとほんのりと甘い良い香りがするのが特徴です。
日本ではカミツレという名前でも親しまれてきました。
リラックスできるお茶というよりから薬として活用されてきました。
カモミールにはジャーマンとローマンと大きく分けて2種類あり、ハーブティーとして飲まれているのはジャーマンの方になります。

ローマンは精油で利用されることが多く、お茶にしても苦くてあまり美味しくないのです。
ジャーマンはお茶として飲むと美味しいのですが、精油にするとあまり香りがよくありません。
カモミールの効果として上げられるのは安眠効果です。

ジャーマンは青いリンゴの香りによく似ており、とてもフルーティーで甘い香りがするのが特徴です。
この香りには鎮静効果があり、疲労感やイライラ感を鎮めてくれる効果を期待することが出来ます。
寝つきもよくなるので安眠効果を期待することが出来ます。
疲労がたまっていてよく眠れないときや、ストレスで寝つきが悪いときなど、寝る間にカモミールティーを1杯飲むことをおすすめします。

アズレンという物質が含まれているので、抗炎症作用で皮膚や粘膜を守ってくれます。
口内炎や歯肉炎の治療にも使われる国があるくらいです。
保湿効果も高いので、入浴剤やシャンプーやリンス、化粧水や乳液などのスキンケア用品にもよく使用されています。

胃の粘膜を保護するはたらきもあるので、消化器系の病気、胃潰瘍や過敏性腸症候群などストレスからくる胃腸の不調にも良いのです。
カモミールは身体を温めて発汗させる効果もあるので、風邪の引き始めなどに飲むのもおすすめです。
風邪の症状がひどくならないうちから飲むようにしましょう。
スギの花粉症などのアレルギー症状を和らげる効果もあります。
お茶の蒸気を吸い込むだけでも鼻づまりなどが楽になります。

肌を衰えさせてしまう糖化という現象を防いでくれます。
糖化とは食べ物で摂取した糖のうち、エネルギーで消費されなかった分が体内のたんぱく質を結びつきます。
その糖は肌にダメージを与えるAGEという物質を作り出してしまい、肌を老化させてしまうのが糖化のメカニズムです。
肌の糖化を防ぐ働きは、抗糖化成分であるカマメロサイドを多く含むローマンの方が強いのでおすすめなのですが、味はジャーマンの方が美味しいのが難点です。

カモミールとりんごのミックスレシピ

カモミールティーの美味しい入れ方ですが、ドライハーブを山盛り1杯に対して熱湯を150ml注ぎます。
3分ほどおいたら出来上がります。
ティーポットで入れても、一人分を茶こしなどで入れても良いでしょう。
そのまま飲むのが飲みにくいと感じるときは、ミルクやはちみつなどをプラスして飲むのもおすすめです。
ちなみにカモミールティーにりんごを使用したお茶であるアップルティーをミックスしても飲みやすいのでおすすめです。

お茶として飲むのが一般的ですが、お茶以外でもカモミールを楽しむことは可能です。
おすすめのレシピは香りが似ているりんごとミックスしたレシピです。
りんごとカモミールのパウンドケーキは、作り方も簡単なのでおすすめですし、完成したものはカモミールティーともよく合います。

作り方ですが、りんごは1センチくらいの大きさで皮ごと切ります。
フライパンにりんご、キビ糖、キルシュをいれてしんなりするまでソテーします。
豆乳、米油をよく混ぜ合わせて卵を加えてさらによく混ぜ合わせます。
ボールにきび糖を入れてよく混ぜ合わせます。
りんご、カモミール、ローズマリーを入れて混ぜ合わせます。
ふるいにかけた薄力粉とベーキングパウダーと全粒粉を混ぜて、ざっくりと混ぜ合わせます。
パウンドケーキの型に入れてカモミールを上にトッピングしてから、180℃で40分くらいオーブンで焼きます。
竹串を刺して何もついてこなければ焼き上がりです。
パウンドケーキ型から外して冷まします。
冷めたらラップでつつんで2日間ほどおくと、さらに美味しくなるのでおすすめです。

りんごとカモミールのゼリーもおすすめです。
ボウルにカモミールのティーバックを入れて沸かしたてのお湯を注いで、3分ほどしてからティーバックを取り出します。
はちみつと粉ゼラチンを加えて、均等に混ぜ合わせます。
一回り大きいボウウルに氷水を入れて、それを使用して液の粗熱をとります。
ゼリーの器の中に好みの大きさに切ったりんごを入れて、液を注ぎいれます。
レモンの絞り汁を加えて冷蔵庫の中に入れて固まるのを待ちます。
固まったら上にスペアミントを飾って出来上がりです。

このようにカモミールとりんごは香りもよく似ていることから、料理の相性もとても良いのでおすすめです。
カモミールティーだけを飲むのが苦手な人でも、このようにりんごとミックスすることによって食べやすい味にすることが可能です。

カモミールの味と香り~美味しい飲み方(ブレンド)の紹介

味と香りをしろう

カモミールには二種類あり、ジャーマン種とローマン種があります。
ジャーマン種は甘くて口当たりがよく、ローマン種は少し苦味があります。
ハーブティーが苦手、という方はこうした種類にも気を配ると知らなかった味に出会えるかもしれません。

TeaTotalのカモミールは、オーガニックのジャーマン種カモミールになり、甘みのある美味しく飲みやすいカモミールティーになります。

カモミールの香りは、りんごのような香りがほんのりとするので、ミルクティーにする場合は紅茶とブレンドすると、さらに自然の香りが楽しめるフレーバードティーになります。

カモミールの美味しい飲み方

飲み方も多様にありますが、夏に飲むのであれば、アイスティーとして召し上がるとさっぱり飲めますし、冬の寒い時期であれば、ミルクティーにすると甘みもあり就寝前や午後のひとときに最適です。
ハーブティーを淹れるのは難しそうと思う方が多いですが、

コツをつかめばそんなに難しいものではありません。

~ストレートティーの入れ方~

ポットに茶葉と沸騰したての熱湯を注ぎ、三分間蒸らします。
アイスティ―の場合は、ティーストレーナーで別のポットに注いで冷蔵庫で冷やして出来上がりです。
ちなみにアールグレイのようにカフェインが含まれていないので、冷やしても茶液の変色がありません。
ただし、早めに飲みきること大切です。

 ~ミルクティーの入れ方~

ミルクを合わせると柔らかみも増し、とても飲みやすくなります

作り方はミルクパンもしくは小鍋に水を入れて沸かし、火を止めて茶葉を加え三分間フタをして蒸らします。

そしてミルクを加えて沸騰直前まで煮て、ティーストレーナーで濾しながらカップに注いで出来上がりです。
他にもお好みでひと工夫の自分なりの味を作ってみるのもありです。

蜂蜜を加えると甘みとよりリラックス効果が望めます。
レモン果汁を加えてさっぱりしたレモンティ―にして、ビタミンCの補充を。
生姜を加えて、風邪予防や身体を温めるために。
シナモンパウダーを加えて、冷え性や血流改善効果をプラスに。
味や効果を吟味して独自のブレンドしてみてはいかがでしょう?

原点回帰になりますが、ストレートティーで自然のまま味わいを楽しむことが、最も飲んだ時に効果が実感できるものでもあります。
天気の良い日や、おやすみの日などにゆっくりと味わってみてもいいかもしれません。

サラダとして食べても美味しい!カモミールの上手な取り入れ方

カモミールの心と体に優しい効能。

カモミールというハーブについてよくわからないけど、聞いたことはある方も多いのはずです。
アロマのお店やハーブ・ティーのお店でも、人気商品の上位として挙げられるハーブですので、一度は目にしたことがあるはずです。
和名であるカミツレという成分が含まれている入浴剤を使っている方も、知らず知らずのうちにその良さを知っていたと言えます。
とてもリラックスできて、肌がしっとりしたのではないでしょうか。

ヨーロッパでは古くからその効能が知られており、風邪などの際に服用する民間薬としての役割を担ってきました。
またヨーロッパでは、夜泣きで落ち着かない赤ちゃんにも飲ませられる優しい飲料としても用いられてきました。
その効能と比較して、副作用がとても少ないことから、取り入れやすいハーブと言えます。

また、保湿効果があることから、入浴剤やスキンケア用品、日焼け止めとしても幅広く使用されています。
カモミールには、ジャーマン・カモミールと、ローマン・カモミールの二種類があり、カモミールティーなどで一般的に多く使用されるのは、苦みがないジャーマン・カモミールです。
リンゴに似た甘い香りが特徴で、リラックス効果や疲労回復効果が代表的な効能として知られています。
また、皮膚や粘膜を守る抗炎症作用があります。

その他にも、睡眠導入作用や抗アレルギー作用など、様々な効能があることでも注目されています。
特に、女性に嬉しい効果がたくさんあるハーブとしても有名です。
出産や加齢などにより乱れがちな自律神経を整えてくれる効能があります。
そのため、積極的に取り入れる女性が増えてきており、人気のハーブとして有名です。

特に、育児や仕事などで忙しい女性は、ぜひ毎日の生活に取り入れることをおすすめしたいハーブです。
疲れを癒してゆっくり眠り、ストレス知らずの生活を目指しましょう。

他にも数多くの効能がある、素晴らしいハーブですが、元のカモミールは白くかわいらしい花で、観賞用としてもとても人気があります。
このように、数多くの効能があり心と体に優しいカモミールを、長く取り入れ続けたいですね。
長く取り入れ続けるためには、どのような方法があるのでしょうか?
もし毎日の食生活に簡単に取り入れることができたら、続けやすいのではないでしょうか?
毎日の食生活に取り入れる方法として、シンプルで手軽なサラダとしての食べ方を、具体例とともに紹介していきます。

カモミールの意外な取り入れ方。

カモミールと言えば、入浴剤として使用されている方が多い傾向にあります。
リラックスできて、肌もしっとりするのでとてもおすすめの取り入れ方です。
その他、カモミール・ティーというハーブ・ティーにすることをイメージされる方が多いのではないでしょうか?
ノンカフェインなので、妊娠中の方や、お子さんにも優しく、美味しいことでも人気があります。

しかし、カモミールは、ハーブ・ティーにつかうだけではもったいないハーブです。
入浴剤やスキンケア用品などとして取り入れているけれども、食べたり飲んだりするのはあまりバリエーションがないという方も多い傾向にあります。
せっかく心と体に良いカモミールを毎日取り入れ続けたくても、ハーブ・ティーだけでは飽きてしまうかもしれません。

そういった方には、カモミールの花の部分を中心に、サラダにして食べることをおすすめします。
サラダとしての食べ方はいたってシンプルですが、トマトなど好きなお野菜と一緒にドレッシングで和えていただくのが美味しい食べ方です。
どのドレッシングでも相性良く食べられて美味しいですが、シーザーサラダドレッシングやフレンチドレッシングなどシンプルなものの方が、カモミールの香りを引き立たせます。

また、レモンドレッシングなども、カモミールのリンゴに似た香りととても相性が良く、美味しいサラダになります。
凝った料理よりも、サラダのようにシンプルに食べられる方が美味しいし、長く続けるのにも最適です。
カモミールは、小さくかわいらしい花を咲かせ、育てやすいハーブとしても知られています。
花の部分をサラダに使えば、見た目にもかわいらしく素敵な一品になります。
お庭で育てるのも良いですし、種と土がセットになった小さいポットで育てることも可能です。

植物のお医者さんとも呼ばれており、近くに植えてある植物を元気にしてくれるという、うれしい効果もあります。
自分で育てたカモミールをサラダにするのであれば、より一層癒し効果が得られるかも知れません。
カモミールを取り入れる際には、自分の体に合っているかを確かめてからにしましょう。

また、お子さんが取り入れる場合にも、様子を見ながらあげるようにしましょう。
特に、妊娠初期の方やキク科の植物にアレルギーがある方は、医師や薬剤師などに相談しながら取り入れることをおすすめします。
うれしい効能がたくさんあるカモミールを取り入れて、心と体に優しい生活にしましょう。