ハーブティーには、デトックス効果もあるために、美容を求める若い女性の間でも人気があります。
ハーブとはラテン語で草を意味する言葉が語源であり、紀元前の昔から愛用されてきた歴史があります。
現代医学が発達する以前には、各家庭でハーブを栽培して、体の不調に合わせてハーブティーを作る伝統がありました。
現代でも伝統は確実に受け継がれ、アロマテラピーの分野でも注目されています。
ハーブティーの効能として代表的なものには、芳香性の健胃作用があります。
独特な芳香によって胃の動きを活発にさせるもので、食欲がないときに有効とされます。
健胃作用のあるハーブとしては、レモングラスやローズマリーなどがあります。
芳香性健胃作用のあるハーブティーを飲むことによって、胃腸を元気にさせて免疫力を高めることもできます。
ハーブティーには消化促進の作用を持つ植物が多用される傾向にあり、フェンネルやレモンバームなどが代表的です。
ペパーミントにはメントールを由来とする精油成分が含まれ、鎮静の効果に加えて健胃作用もあります。
ペパーミントには精神を安定させる作用があるため、イライラを予防するためにも有用となります。
アロマオイルの成分として使うことで、マッサージの癒やしの効果を高めることもあります。
ペパーミントに限らず、ミントの仲間には気分を高める作用があります。
そのため、ミントのハーブティーは眠気を覚ますために飲むこともおすすめです。
ハーブティーにデトックス効果を求めるために、発汗作用のあるジンジャーやシナモンを混ぜることは理にかなっています。
ペパーミントにも発汗作用があり、デトックス効果を引き出すために有用です。
古来より万能の薬草として珍重されるセージにも発汗作用がありますから、ハーブティーにして飲むことで美容を促進することもできます。
芳香性健胃や発汗作用などの様々な効果があるハーブティーですが、組み合わせによっては危険なこともあります。
飲み過ぎたり濃度を濃くすると良くないハーブには、キャットニップやバラなどがあります。
飲むと明らかに危険なものがあるため、知らないハーブ、または、メジャーではないハーブを試す際には、植物に関する最低限の知識は必要です。
そして、安全なハーブを使う場合でも、濃く淹れすぎはいけません。
体調によっては合わないこともありますから、慎重に配合を選ぶようにすることも大切です。
正しい知識を持ってハーブティーを利用すれば、弊害などを恐れる必要がなくなります。
安全性を確保するためには、ハーブのみで購入するよりも、信頼できる販売店や正規商品などから購入することも大切です。
正しい知識と飲み方で、美肌やデトックス効果も促進し、日頃の美容に役立てていきましょう。
季節の変わり目や天候の変化の気温差にやられ体調を崩し安くなります。
体調を崩して風邪を引かないように、おススメするハーブは『マヌカリーフ』です。
日本でも、殺菌効果が高いニュージーランドの蜂蜜であるマヌカハニーが有名ですが、
そのマヌカハニーの取れる植物で、日本ではマヌカのリーフはなかなか手に入れるのが難しいですが
ニュージーランド現地では、ハーブティーとしても利用されています。
マヌカフラワーティ―には、マヌカリーフが入っている珍しい、ニュージーランドならではのハーブティーとなります。
マヌカは蜂蜜だけが凄いのではなく植物自体が「復活の木」、「癒しの木」とニュージーランドの原住民に重宝されており、
その効果一部である蜂蜜が有名になっただけに過ぎませんので、マヌカの実力をこのハーブティーで体験してみては如何でしょうか?
季節の変わり目や風邪の予防、風邪の引き始めなどにおススメです。
マヌカは、土の混ざった甘いハーブの香りと言われていて、抗菌効果が極めて高いと言われている植物です。
主に、心、体、皮膚、などへの効能が期待されています。
心に対しては、穏やかな香りが落ち着きや癒しを与えて、自分の気持ちをうまくコントロールできるようにさせてくれます。
自律神経が乱れている、イライラしている、という時にも取り入れたい香りです。
体へは、鎮痛作用があります。
筋肉痛、関節痛、腰痛、など子どもからお年寄りまで嬉しい効果です。
また、呼吸を楽にして、強いストレスや痛みを緩和してくれます。
緊張からきているような頭痛などへの効果が期待できそうです。
抗菌作用はその精油よりも優れていると言われており、虫歯ができやすくなる妊婦さんに対してマヌカを使った歯磨きが勧められることもあります。
皮膚へはスキンケアの効果もあります。
感染症、ニキビ、切り傷、水虫などに効くとされており、日焼け後の火照った肌や虫刺され後の炎症を抑える効果も期待できます。
ヘアケアに対しては、フケを防止する効果があるとされています。
体、心、皮膚、とたくさんの場所への効果が注目されています。
ハーブティー単独でも鎮静効果が高いものは多いですが、さらにここにマヌカハニーを入れると自然な甘さで美味しく飲むことができます。
マヌカハニーはニュージーランドではよく売られている蜂蜜で、日本のものよりも濃い色をしています。
日本の蜂蜜と同じ感覚で使うと少し味に違和感を感じるかもしれませんが、慣れると癖になるトロミ感があります。
リラックス作用が高いのは、カモミールティーやラベンダーティーです。
ラベンダーティーは食欲を増進させてしまうので、
食欲を抑えたい時には不向きですが、風邪などで食欲減退している時にはオススメです。
マヌカハニーをプラスすれば抗菌作用や咳を楽にしてくれる作用で、風邪の緩和にも役立ちます。
最近では免疫力をアップさせる効能があるという研究もあり、風邪をひきやすい人にも向いています。
マヌカでハーブティーを作っても良いですし、ハーブティーに甘み代わりに入れても美味しく飲むことができます。
ただし、糖質が含まれているので摂りすぎは控えたほうが良いでしょう。
朝と夕に小さじ1杯半程度が適量です。
また、糖尿病の人が摂取すると血糖値が上がって体に影響が出る危険性があるので、かかりつけ医に相談しましょう。
多くの薬効を持つマヌカティーは、シンプルなクッキーとよく合います。
お茶そのものに甘い香りがついているので、甘さ控えめのシンプルなクッキーと一緒にいただきましょう。
バターやナッツ系のクッキーなど、少し塩気のあるクッキーと一緒に食べると、ほのかな甘い香りが引き立つでしょう。
蜂蜜自体にも抗酸化作用、抗菌作用があって、カリウムやカルシウムなど日本人が不足しがちな栄養素が含まれていますが、マヌカにはLDLコレステロール(悪玉コレステロール)の除去や、ビタミンB6によるエネルギー代謝促進によって生活習慣病を抑える働きがあります。
動脈硬化の予防にも良いと言われており、日本で増えている高血圧、脂質異常症、糖尿病、といった生活習慣病の予防への効果も期待されています。
ハーブティーは独特の香りがして苦手という人もいるかもしれませんが、これだけ薬効が多いと心惹かれるものがあります。
カフェインが含まれていないので、子どもや妊娠中、授乳中の人でも安心して飲むことができます。
日本ではまだそれほどメジャーな存在ではありませんが、徐々に注目が集まってきています。
お気に入りの方法を見つけて飲んでみると良いでしょう。