ブランデー×紅茶「ティー・ロワイヤル」の美味しい作り方

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ブランデー×紅茶「ティー・ロワイヤル」の美味しい作り方

お酒と紅茶の相性は良いのか?

昔から紅茶にお酒を数滴垂らすなどの楽しみ方がありました。
特にブランデーを加えると、茶葉が溶け込んで美味しくなります。
お湯で作ったのとは違う香りが広がり、お酒が苦手な人でも飲みやすくなります。
ティーロワイヤルは青い炎が視覚的に魅力的で、これによってアルコール分が飛ぶので何杯でも飲むことができます。

アイスクリームやクッキーなどのスイーツと相性が良いです。
一緒に添えて飲んだり、材料に使うこともあります。
ティーロワイヤルそのものを生地に混ぜると、紅茶の香りとブランデーのアルコールっぽさがより引き立ち、贅沢な気分になります。
バーやレストランで頼むことができますが、自宅でも簡単に作れます。

元々ブランデーにはリラックス効果があり、豊富なポリフェノールを含むためフランスでは命の水と呼ばれています。
アンチエイジングに役立ち、ポリフェノールに含まれるエラグ酸は美白効果があります。
さらに紅茶に含まれるカテキンは糖分を分解し、カフェインが脂肪を分解するので、お菓子と一緒に飲んでも太りにくいです。
ティーロワイヤルは女性の美容にも貢献するので、リラックスしながらその香りを楽しむのがポイントです。

ブランデーと紅茶は、違うものですが似ている点があり、そのおかげで相性が良くなっています。
似ている点とは、製造工程に発酵の過程があり、完成品が双方ともに香りが高く味も良いということです。
紅茶単体でも、ブランデー単体でも楽しめるというのに、両方を同時に楽しむという贅沢感が堪らないと思います。

ティーロワイヤルの作り方と起源

ティーロワイヤルに適したブランデーは香りにこだわったコニャックです。
ティーカップ1杯に対して、ティースプーン1杯分のコニャックを用意します。
ティースプーンに角砂糖を載せて、火を付けます。
臭いの残らないライターがおすすめです。

事前にスプーンを温めて置くと砂糖も溶けやすいです。
青い炎を楽しんだらアルコールが飛んだコニャックをティーカップに注いで完成です。
ポイントはコニャックの量です。
多すぎるとティーロワイヤルの風味が失われるので、もしティースプーン1杯で物足りない場合は、少しずつ加えていきます。
甘い飲み物が苦手な場合は、砂糖を入れなくても構いません。

お酒に強ければアルコールを飛ばさない方が好きな人もいますが、ティーロワイヤルではお酒はあくまでも香り付けです。
酔っ払うことが目的ではないので、香りを存分に楽しみます。
部屋を暗くして飲むと、青い炎によってムードがグッと引き立ちます。
ティーロワイヤルは、人気アニメのキャラクターが作品中に飲んでいたことで日本で有名になりました。
実際はティーロワイヤルではなく、ブランデーを紅茶で割ったような飲み物でしたが、真似をする人が増えました。

ブランデーティーもご紹介

上記で記載したティーロワイヤル記事の最後の『実際はティーロワイヤルではなく、ブランデーを紅茶で割ったような飲み物でした』
これがブランデーティーになります。
紅茶の味と香り&ブランデーの香りを楽しむのがでティーロワイヤルで、紅茶をメインにしたものです。
ブランデーの味と香り&紅茶の香りを楽しむのがでブランデーティーで、ブランデーがメインのカクテルになります。

作り方は、温めたブランデーに紅茶で割ることで出来ます。
お酒が好きな人はこちらがおススメします。

ブランデー・コニャックの定義とは?

ティーロワイヤルにぴったりのコニャックは、果実酒を上流したお酒を総称したものを指します。
ブランデーはブドウで作ったワインを蒸留したものですが、りんご酒を蒸留したアップルブランデーやサクランボブランデーなど種類が豊富です。
コニャックではブドウを使いますが、フランスのコニャック地方でしか作ることはできません。
畑の土が肥沃がどうかでランクがあり、グランド・シャンパーニュなど6つに分かれています。
使用するブドウの品種も決められており、銅製のポットスチルで単式蒸留を2度行って、
フランス産のオーク樽で2年間以上熟成させなければなりません。

ブランデーが登場したのは1411年ですが、コニャックが作られ始めたのは16世紀と遅いです。
当時は輸出先で希釈していましたが、熟成期間が長いと芳醇な風味が生まれることを知り、希釈しない飲み方が主流となりました。
この飲み方をコニャックといい、そのままお酒の名称として現在も使われています。
コニャックは高級なお酒に分類されますが、メーカーによってそのランクは様々です。
美味しいティーロワイヤルを飲むためには、少し値段の高いコニャックを買うのがおすすめです。

ブランデーに合う紅茶のポイント

ブランデー入りの紅茶ティーロワイヤル

 
ティーロワイヤルという名前を聞いたことがある方も多くいるのではないでしょうか?
ティーロワイヤルはティースプーンに角砂糖を置いて、そこにブランデーをしみこませて火をつけてアルコール分をとばしてから紅茶に入れての香りを楽しむものです。
この飲み方のコーヒー版がカフェロワイヤルといいます。
ティーロワイヤルはブランデーの香りを楽しむものですから、あまり大量のブランデーを入れては紅茶の味を台無しにしてしまいますし、しっかりと火でアルコール分を飛ばすことがポイントになります。
角砂糖に含ませるブランデーの量もティースプーン1杯分ほどを目安にすると良いでしょう。

ティーロワイヤルはアルコール分は飛ばしていても体がポカポカと温まりますし、出来上がるまでの過程が、とてもロマンチックなので恋人や夫婦が夜を一緒に過ごしている時に淹れても素敵です。
ティーロワイヤルに使うブランデーの種類はどんなものでも合いますので、お好みで選ぶと良いです。
しかし、こだわりたいという方にはコニャックがオススメです。
コニャックは香りが高く、まろやかなのティーロワイヤルにはとても向いているブランデーです。
贅沢な一時を過ごしたい時にはぴったりです。
 

ブランデーを入れる紅茶にはどんなものがある?

 
ティーロワイヤルの他にもブランデーを使った紅茶はいろいろあります。

例えば、フルーツティーがあります。
用意するものはブランデーとレモン、氷砂糖、紅茶だけで、それらの材料を全て一緒に蓋付きの瓶に入れて2晩ほどおいておくだけで出来上がります。
また寒い日には温かくして飲んでもおいしいです。
これはティー・ウィズ・ブランデーといって寝る前の一杯として人気ですし、女性からも支持されています。

寒い日におすすめのこちらも用意するものは少なく、お好みのブランデーと紅茶、シナモンスティックです。
イギリスでは夜眠る前に飲む紅茶をナイトキャップといっています。
紅茶に少しのブランデーなどのお酒を入れて体を温かくして眠るというもので、寝つきが良くなるので特に冬などの夜にはおすすめです。
シナモンスティックがあると大人の味が際立ちますし、見た目的にもおしゃれです。

甘めのほうが好きな方は少しお砂糖を足してもおいしく飲むことができます。
冬はお風呂に入った後でも、すぐに体が冷えてしまいがちです。
そんな時にはティー・ウィズ・ブランデーで体の中から温めつつ、香りを楽しむのが良いでしょう。
お酒は少し苦手だという方でもこの方法であれば味わいながら飲むことができます。
 

どういう茶葉があうの?

ブランデーで体を温めるといっても夜に飲む場合はこれから眠るわけですから、茶葉の選択は慎重にしたいものです。
相性の良い紅茶にはアールグレイがあげられます。
ミルクティーにして、そこにお酒と砂糖を少し入れて飲むというのは、芳醇な香りを楽しむことができるので眠る前には良いでしょう。
逆に避けたほうが良いのはカフェインが多いものです。

ダージリンやアッサム、ウバやヌワラエリアなどは夜眠る前に飲むにはあまり向かない茶葉だといえるでしょう。
できればアールグレイであってもライトに淹れるのがおすすめです。
日中に飲むのであればセイロンやディンブラ、ニルギリなども味や香りがマッチしやすいので良いです。

いろいろな茶葉を試してみて、お酒を入れる量も調節しながらオリジナルの配合で、自分好みの一杯を作るまでも楽しめるのがこの飲み物です。
同じお酒でもそのお酒によって強い度数のものもあります。
アルコール度数には気をつけておかないと少しの量でもきつい場合がありますので、そのあたりもチェックしながら選ぶのが良いです。
日中であればケーキと一緒に飲んでも相性が良いので、大人のティータイムにオリジナルティーカクテルを出すのも面白いです。

上記サイトより紅茶商品は、ご購入いただけます。