薔薇(ローズ / バラの花びら) 基礎知識と効能効果、作用について

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薔薇(ローズ / バラの花びら)について

薔薇は、見た目の優雅さと気品のある香りで古来から多くの人々を魅了し、
クレオパトラは入浴剤に愛用していたともいわれ
ローマ皇帝のネロはローズのオイルを体に塗布し、部屋をローズの香りで満たしたという逸話が残っています。

 

バラ(薔薇)は、バラ科バラ属の総称です。
色・香り世界中の人々に愛されています。

 

また、中世ヨーロッパにおいても用途は広く、食事の際の手洗い水、乾燥させた花びらを衣類の上にふりまき、
婦人達は私室に赤いバラやユリの花をまき散らしたそうです。

 

薔薇の主な産地

 

 

薔薇の原産地は諸説あり、全世界に分布しています。
薔薇は、古くから存在する植物で、数万年前の地層からもローズの化石が発見されています。

ローズはその花を見る、香りをかぐ、ローズティーを飲む、ローズ油やエキスの入った化粧品を使う、
というように五感を通じて人々の心と体に潤いを与えてくれるため、
世界中で愛用されている植物の一つと言えるでしょう。

 

そして、薔薇は、品種改良が進んでいる植物で、
香りのためのローズ、観賞用のローズなどそれぞれ用途によって異なっている。

 

かつては発熱や頭痛、のどの痛み、下痢の改善などに使用されてきたが、
医薬品の発展した昨今では薬用としての使用頻度は激減しました。

しかし、現在でも婦人科系の症状を改善する目的として多く使用されています。

 

ローズの効果や効能

 

 

薔薇の香りには、様々な効能が隠されてます。

その代表的な効果、効能をご紹介致します。

 

1.薔薇の香りには、女性ホルモンと同様の効果

女性ホルモンの効果で肌細胞を再生します。
それは、美容のためのアンチエイジング効果があるということになります。

 

2.ストレス解消・リラックス効果で安眠に効果

バラの香り成分の1つである「ティーローズエレメント」によって得られます。
その成分の効果は、どんな香りよりも鎮静効果が高いとされてます。

 

3.記憶力アップに効果

ドイツのリューベック大学の研究チームが行った実験では、
バラの香りは記憶の定着も促進する効果があると発表されました。

 

4.ホルモンバランス整える効果

ホルモンに作用するので、ホルモンバランスの衰えによって症状がでる更年期障害に効果があるとされます。

 

5.媚薬の効果

様々な所説が存在しますが、女性ホルモンの効果やホルモンバランスの効果が
媚薬の効果があるとされます。

 

6.胃腸の働きを整える効果

薔薇の香りには、胃腸の調子を整える働きもあります。

 

更に、ローズには、皮膚の改善、鎮静作用があり、肌荒れや発疹や日焼けに対して効果があります。
花弁を水蒸気蒸留して得られるローズウォーターは中近東やインドでお菓子の香りづけに用いられています。

 

少し苦みはあるものの、その品のある香りで飲みやすいハーブですが、
他のハーブとブレンドすることで飲みやすくなるという特徴を持っているため、
ブレンド用として加えられるも多いのです。

 

主な効果、効能、作用まとめ

媚薬、美肌、便秘、不眠解消、ストレス、アンチエイジング効果
収れん、強壮、抗うつ、鎮痙、防腐

 

主な利用法の際の作用部位:皮膚等

使用部位:花弁

注意点:妊娠中の使用を避ける

 

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