パパイア(パパイヤ、蕃瓜樹、万寿果、英語: Papaya、papaw、pawpaw)とは、
パパイア科パパイア属の常緑小高木です。
その果実も「パパイア」といいます。
「チチウリノキ(乳瓜木)」
「モッカ(木瓜)」
「マンジュマイ(万寿瓜)」
「パウパウ」
「ポーポー」
「ママオ」
「ツリーメロン」などと様々な呼び名で呼ばれることもあります。
種は取り除いて、周りの果肉を食べますが、
ねっとりとしたなめらかな舌ざわりと、独特の甘い香りに特徴があります。
除かれてしまう種子は成分が同一なことからワサビと同じ味がします。
パパイヤには、タンパク質分解酵素「パパイン」と呼ばれる強いタンパク質分解酵素が含まれていますが、
この酵素は黄色く熟すにつれて減少してしまいます。
※グリーンパパイヤが一番多くの酵素を含んでいます
パパインはタンパク質の他に、脂肪や糖質をも分解する働きがあります。
このパパインには、ポリフェノールによる強い抗酸化作用があり、
血をサラサラにし、心筋梗塞、糖尿病や生活習慣病などの予防に効果があります。
これらには、活性酸素を抑える働きがあることから
シミやしわの予防といったアンチエイジング効果も期待されています。
パパインは豊富なビタミンCが含まれています。
ビタミンCは特に女性にとって関心が高い美肌を保つためのコラーゲンの生成に欠かせない栄養素でもあります。
また、老化やがんの原因とも言われている活性酸素を自らが酸化される事で身体を酸化から守る働きがあります。
パパイヤには消化に関係する働きに効果があるとされております。
(肥満・高脂血症の予防、脂肪細胞の分解、消化機能を向上、腸内環境の改善など)
作用まとめ
美肌、消化促進、疲労回復、老化防止、生活習慣病の改善、血流改善、鎮痛作用
効能まとめ
美肌、疲労回復、婦人病の改善、便秘の改善