ハイビスカスや、ローズヒップ、たんぽぽなど、様々自然のハーブを原料としている健康によい飲み物です。
ハーブティーの効能には、リラックスの効能が広く知られていますが、この他にもリフレッシュや美肌、胃腸の調子を整えるなど、様々あります。
朝の目覚めの1杯やお仕事の合間の休憩時、おやすみ前などハーブティーを日常に摂り入れている人は多いです。
代表的なハーブの効果を紹介します。
カモミールは、鎮静効果があり安眠効果をはじめ神経を鎮めて、不眠症の解消に役に立ちます。
眠れない夜にカモミールのハーブティーを飲むと、寝つきやすくする作用があります。
心を穏やかにする効果が高いことで有名なハーブです。
この他、消化器官の不調も整える作用もあり、胸焼けや下痢を鎮めます。
カモミールの味は、りんごに似ている甘い香りで、優しい味となっています。
ミントのハーブティーには、イライラを鎮めて気分をリフレッシュさせる作用があります。
ミントにはこれ以外にも、胃腸の調子を整える他、のどの痛みや偏頭痛、歯痛の痛みを和らげる作用もあります。
ミントのハーブティーの味は、メントールの爽やかな香りが特徴となっています。
防腐作用も強いために、夏の時期には食中毒予防のために利用することもできるほか、清涼剤としての爽やかさも魅力ですから、夏には冷たいハーブティーで利用することもできます。
レモングラスはエスニック料理のスープに加えられるなど、料理の風味付けに使われるもので、その味と香りはレモンに似ていて爽やかです。
レモングラスは、その味と香りによる心身のリフレッシュ効果の他にも、胃の働きを助け消化を促進する作用もあります。
リラクゼーション効果の高いハーブといえば、言わずと知れたラベンダーも根強い人気を誇っています。
ラベンダーには気分に良い影響を与える効果があるとされ、イライラや不安を解消し、神経を安定させる作用に加え、抑うつを改善する効果があります。
その味はラベンダーの花の香とほのかな甘味が特徴となっています。
消化器官の調整に効果が高いハーブティーとしては知られており、飲み方としては熱い湯を葉に注いで蒸すと香りも良くてリラックス効果も得られるのは大きなメリットです。
熱いものが苦手な場合は氷を使ったアイスティー形式で飲むのも良いでしょう。
排尿を促す効果も高いですから、デトックス効果も高くて心身をスッキリとさせる効果に優れています。
胃や腸のケアを行いたい場合に有効なハーブティーの1種になります。
ただし、体を冷やす事もあり、陰性食品としての特徴もありますから、飲みすぎには注意して活用する事が望ましいものですし、体に良い影響があるものでも、飲み過ぎを避ける事は基本です。
オレンジの香りや甘みがあり、ストレス緩和やお腹を壊した時に役に立ち、鎮静効果もありますからぐっすりと熟睡したい時に飲むと、睡眠が充実して体力回復や臓器の修復を促す事にも繋がります。
スッキリとした味わいでとても飲みやすく認知が高いティーとしてジャスミンティーが広く知られています。
味だけでなくリラックス効果もあり、ハーブティーとしても人気があります。
ローズマリーは独特のキリッとした香りが特徴で、脳の働きを活発にし記憶力を高める作用があります。
ポリフェノールが豊富で体内で発生した活性酸素を排出します。
高い抗酸化作用がありますが、一度に大量に摂取しても3時間程度しか効果が持続しません。
こまめに飲むのがおすすめです。
また人間が体内で生成できないミネラルも豊富に含んでいます。
ハーブティーは、単品でも美味しく飲めますが、ブレンドをすることにより香りに深みが出る他、様々な効果が期待できるものとなります。
ハーブティーの楽しさとしては、驚くほど数多くの種類のハーブがあるために、自分のその日の気分や体調などによって選べるというものもあります。
朝起きてから、何となくすっきりしないというような場合、職場でストレスを抱えているときに気分を変えたい時、また帰宅してから眠る前にリラックス効果のあるハーブティーを飲んだりと、効果を期待して飲み分けるということが出来て一層楽しめてさらに効能も高まるといいます。
また1種類では苦手なフレーバーも、その他のハーブとブレンドすることで、ぐんと飲みやすくなります。
その組み合わせは、無限大で好みの味に量と香りに求める効果を考えてオリジナルブレンドをしてみましょう。
一つのブランドや種類にこだわらず、好きなハーブの好きなブレンドを小瓶に作り飲むのもコレクションのように楽しめたりするのでオススメです。
またハーブティー上級者になると、その日の体調などに合わせてオリジナルのブレンドを楽しんでみるということも出来るようになります。
寒い日の朝などには、体を温める作用のあるハーブを配合してみると、冷え性の女性などにも良いですし、1日快適に過ごす事が出来たりするのです。
そこで代表的なハーブティーのブレンド方法と組みまわせをご紹介します。
準備するものは、お好みのドライハーブ・密閉袋・保存用ガラス瓶の3種類です。
作り方は清潔な密閉袋にブレンドしたいハーブを量って入れます。
空気を含ませながら袋の口を閉じ、軽く振って混ぜ合わせます。
袋の中身を保存用ガラス瓶に入れ、フタをしっかり閉めたら完成です。
保存する際は乾燥剤を入れ冷暗所に保管して、早めに使い切ることが大切です。
カモミールとミントを同量ずつ混ぜて飲むというものがまず挙げられます。
鎮静効果のあるカモミールに、ミントのスッキリとしてリフレッシュする効果が期待できる他、カモミールのフルーティーの味とミントの爽やかさが組み合わさることで、より飲みやすいものとなります。
ビタミンCが豊富で、リラックス効果のあるローズヒップとカモミールを組み合わせると、アップルティーのような美味しさになります。
カモミールを4に対し、パッションフラワーとリンデンを1ずつの割合で混ぜます。
心がやすらぐカモミールのハーブに、心地よい眠りを誘うパッションフラワーとリンデンをプラスしています。
穏やかにゆっくり眠りにつきたいおやすみ前に飲むのが良いといえます。
紅茶にレモンのレモンティーのように、レモングラスのレモンの香りによるリフレッシュ効果を紅茶に加えることが出来ます。
レモンと違いの酸味が無く、香りのみを紅茶に加えることが出来るので好まれる飲み方の一つとなっています。
紅茶とブレンドする場合は、ハーブと紅茶の葉を一緒にティーポットに入れますが、紅茶の割合を少し大きめにします。
ラベンダーとローズヒップを同じ割合でブレンドして淹れると、とても良い香りで癒されます。
ラベンダーの鎮静効果とローズヒップの豊富なビタミンCで、癒されながら美肌が目指せるという効能のあるハーブティーです。
その他にもリラックス効果の高いハーブとして、セントジョーンズワートなど様々な種類のハーブティーがあります。
様々なハーブの効能効果を知る事で自分の好みのブレンドハーブティーを作るのも楽しいですよ。
ハーブティーのおすすめの味わい方をご紹介します。
暑い夏には、麦茶を冷蔵庫に常備しているという方も多いかもしれませんが、その代わりにハーブティーを冷やしておくというのも良いものです。
水につけて置けばゆっくりと抽出され、水出しで作ることも出来ます。
暑い時にお湯を沸かしてそれを冷やし、冷蔵庫に入れるという手間も省けるのも手軽で嬉しいものです。
ハーブティーは自然の味を楽しめるものなので、ティータイム以外にもお食事と一緒に飲むということも出来ます。
女子会の時や、お友達をランチに招く際などにも、おしゃれな飲み物として注目を集めることは間違いありません。
スパゲッティやピザなどの軽食と一緒に出しても良いですし、脂っぽいお料理と合わせてみてもさっぱりとして口直しに良いものです。
また、ティータイムにももちろん活躍します。
甘いマカロンやケーキなどお菓子と一緒に頂くのも良いですし、そのまま氷を入れて冷たく頂くのも最高です。
ハーブティーは香りがよく心落ち着く飲み物です。
夜寝る前などに飲む方も多いと思います。
ハーブティーは主にはちみつ等との相性がいいですが、ミルクとも相性がいいです。
ミルクとよく一緒に飲まれるのはジャーマンカモミールや、ペパーミント・リンデンです。
特に、ジャーマンカモミールは香り豊かで心温まる飲み物になります。
眠れない夜などに飲むとホッとするでしょう。
また、ミルクに紅茶、カルダモン、シナモン、グローブなどの香りの強いハーブを加えた、マサラチャイというハーブティーはインドの代表的な飲み物になっています。
カモミールやペパーミント、ハイビスカスは、果汁100%のフルーツジュースと混ぜて、アイスハーブティーとして飲むと美味しくなります。
さらに、フレッシュフルーツやドライフルーツを加えると、ビタミンやミネラルをさらに補給できるので、栄養豊富なハーブティーにあります。
好みによっては、フルーツは刻んでティーポットに入れたり、カップにフルーツを入れても良いです。
バナナやオレンジ、りんごなど、ほとんどのフルーツと相性が良いです。
化学肥料を一切使っていないものは、妊婦が飲むことも可能で健康と美容の維持や向上に役立ちます。
フルーツとハーブティーのブレンドは美容にも健康にも良く、オススメの組み合わせです。
様々な場面で活躍するハーブティーで健康で少しお洒落な生活を始めてみませんか?
ハーブティーの保存については光や湿気に弱いので、自宅などで保存する場合はなるべく光の当たらない冷暗所がいいでしょう。
そのまま空気の触れる所に置いておくと、ハーブが酸化したり、芳香成分がとんでしまったり、光にあたる事で色が変色し味が悪くなったりします。
また、湿気の多い所だとカビがはえたり、ポプリ虫が繁殖しやすくなります。
そのため、ハーブティーを保管する場合は密閉容器に入れ、冷蔵庫などの冷暗所で保存するのがいいでしょう。
透明な瓶などに保存する場合は、あまり沢山入れずに大体1か月で使い切れるぐらいの量を瓶に入れます。
透明の瓶は光を通しやすいので、なるべく光の当たらないところへ置いておきます。
光を通さない青や緑の遮光瓶や、缶で保存する方法もあります。
こちらの方が保存には適しています。
瓶などにストックする場合はラベルなどに賞味期限を書いて貼っておくと、分かりやすくて便利です。
また保存する際には乾燥剤のシリカゲルなども一緒に入れておくと、カビなどの防止になりハーブをより良い状態で保管する事が出来ます。
こういう乾燥剤はドラッグストアやスーパーなどでも購入する事が出来ます。
また、百円ショップなどにも売られており、レンジでチンすればまた繰り返し使える乾燥剤もあり、とても便利です。
また、ドライハーブの平均的には賞味期限は約1年です。
直射日光や湿気の多い場所での保管ですと、やはり賞味期限は短くなります。
そのため、ハーブを購入する際は一度に大量を買うのではなく、大体1、2カ月で飲みきれる量を購入される方がいいでしょう。
その方が賞味期限を気にすることなく、美味しいハーブティーが頂けます。
美容とダイエットにハーブティーが選ばれているのには、訳があります。
ハーブティーというのは、紅茶やコーヒーなどと違ってカフェインが入っていないという事が大きな特色です。
そのため、妊婦さんや頻尿で悩んでいる中高年の女性などにも安心して飲んで頂けるものとなっています。
ただし、妊娠中には飲まない方が良い成分の入っているハーブもありますので、予めしっかりと調べてから飲むことをお奨めします。
食欲を抑えるような効能のあるハーブティーを飲み続けていることで、食べすぎでダイエットが出来ないというような女性も安心です。
化学物質などが配合されているダイエット食品などを食べるよりも、よっぽど健康的で体のためにも良いというメリットがあります。
またダイエット中のお母さんであれば、余ってしまったハーブティーを子供や乳幼児などにあげることも出来ます。
カフェインなども一切入っていないので、子供にも飲めるようなものもあるので、人口甘味料などで甘くされたジュースなどを与えるより安心出来ます。
色がきれいなものも多く、また甘い香りを楽しめるようなハーブティーも少なくないので、そのようなものであれば子供も嫌がらずに飲むのではないでしょうか?
美容のための効果的なのが、ハーブティーの魅力でもあります。
デトックスのような効果のあるものもあれば、美肌効果に最適なものもあり、毎日飲み続けることでお通じがとてもよくなるというハーブティーもありますので、自分の必要なものを上手に選んで飲んでみることをおすすめします。
上手に使い分け、その日の体の状態に合わせたものを飲むということで、お肌も体の調子も良くなり快適な毎日を送ることが出来るのです。
ニキビ対策に効果がある飲み物としてハーブティーが注目を集めています。
ハーブと一口に言っても様々な種類のものがあるので、自分の症状に合ったものを選ぶことが大切です。
ハーブティーの中でも有名なカモミールですが、カモミールには炎症を抑える作用があるため、赤ニキビなどに効果があります。
大きめのコットンをカモミールにつけて湿布のようにすることで直接炎症を抑える成分を肌に浸透させることもできます。
セージというハーブですが、殺菌作用が非常に強く、菌が肌の中で繁殖するのを防ぐ働きがあります。
また、ニキビの原因のひとつは男性ホルモンが過剰に分泌されることですが、このセージは女性ホルモンの働きをしてくれるので、体内のホルモンバランスを整えて、肌をきれいにしてくれます。
タンポポの根を乾燥させて作られるダンデリオン(ダンデライオン)と呼ばれるハーブには脂肪の分解をサポートしてくれる働きがあります。
肌の表面で皮脂が過剰に分泌されると肌荒れを引き起こしてしまいますが、体内の脂分を事前に分解しておいてくれるので、皮脂の分泌を抑え、美肌に近づけることができます。
脂っこい食べ物が好きな方はぜひ食事の際に一緒に飲んでください。
スペアミントと呼ばれるハーブには脂質を分解し新陳代謝を高める働きがあります。
新陳代謝が上がり血行がよくなると、肌の再生が促進され、ニキビだけでなくシミやソバカスの改善にも効果があります。
また、炎症を抑える作用もあるので、肌荒れ予防をすることができます。
ヨーロッパなどでは入浴剤の代わりに使われているほど美肌効果の高いハーブです。
ローズヒップはビタミンCが豊富でシミを予防して美肌、美白の効果が期待できます。
飲むハーブティ―としては、冷たいハーブティーでもよいのですが、温かいほうが体を温めることができ、新陳代謝を良くすることができるので、美肌効果を考えるのであれば、できれば温かいハーブティーを飲むようにしてください。
一種類のハーブからではなく、何種類かのハーブを混ぜて使うことで、より美肌効果を実現することができるようになります。
ぜひ食後のリラックスタイムなどにハーブティーを飲んで、のんびりとしながらニキビ対策を行っていきましょう。
胃腸に悩みを抱えている方は、薬を使う前に、副作用もなく優しい成分のハーブティーを活用する事も望ましいこともあります。
胃腸を整えてくれる効果のものもありますし、代謝も高めて健康的に痩せる効果にも期待出来るものもあります。
食べ過ぎ等で胃がもたれてしまったり、ストレスを感じて体調が悪くて胃に影響が出たりと・・・
胃腸の調子が狂うと全身に影響が出るものですから、この臓器の調子を整える事は健康にとって重要でもあり、臓器の環境が悪化すると免疫力や代謝力も低下して体が弱くなって太りやすくもなり、結果的に太る体質になるリスクもありますので、症状に応じたハーブティーを選択すると有効です。
例えば消化器系を整えてくれるハーブもあれば、炎症を抑えるハーブ、粘膜を保護するハーブと色々な効能があり、修復や回復機能を高めてくれたりと、様々な臓器をサポートする効果に期待出来ますし、精神的な面でもリラックス効果を得たりとハーブティーは使い方によっては優秀な健康茶とも言えます。
もちろん症状が重い場合は胃は1日で穴が開く事もあるデリケートな臓器でもありますし、医師に相談する事が望ましいですが、軽い症状や違和感程度ならハーブティーの効果で問題解決出来る場合も多く、胃腸だけではなく肝臓機能や胆のうの働きをアップさせたり、痛みを抑えたりと食べ過ぎや飲みすぎの後に活用するのも良いです。
マヌカフラワーティーなど、デトックスに特化したティーなどもあり、症状によってもいろいろなハーブティーを飲み分けることで日常生活の中で病気などを予防することも出来ます。
胃腸の調子を整える=ダイエットに繋がり、また、肌の調子を整える要因にもなりますので、特に女性には嬉しい効果が得られる、ハーブティーを活用してみてはいかがでしょうか?
腹痛や、下痢は生活のなかで非常に困る症状の一つです。
実は、ハーブティーの中には、下痢対策に有効なものがあるのをご存知でしょうか?
下痢の時は脱水症状を起こしやすいので、こまめな水分補給が大切です。
そんな中、ハーブティーには胃腸の不調を改善するだけでなく、水分を補うこともできます。
ジャーマンカモミールは、ストレスや不安を緩和して気分を落ち着かせるほか、胃腸の働き過ぎを抑えて、体を温めるので中度の下痢に効果的です。
ハチミツで味をつけたり、ミルクを混ぜたりすると飲みやすくなりますので、カモミールをストレートで飲みにくいと感じる人にはおすすめです。
ローズヒップティーは、夏場の弱った胃腸の働きを高めます。
ローズヒップティーには、ビタミンAも豊富で、粘膜を強化するので疲れた胃腸を回復します。
また、ビタミンCが、ストレス耐性を向上させます。
ローズヒップのビタミンCは、熱に強いのでハーブティーとして飲んでも効果が薄れません。
ただし、ビタミンCなどの栄養分のほとんどが実の中に含まれています。
従って、ハーブティーを飲む時は、カップの底に沈殿した粉末まで飲み切ります。
タンポポ茶は、消化不良に効き目があります。
タンポポは道端に咲いており、特別な手入れをしなくても自然に自生しています。
タンポポ茶では、その生命力の強い花の根と葉を乾燥させて作られます。
特に西洋タンポポは、日本で昔から生息していたカントウタンポポと異なり、寒暖差に強く丈夫です。
ヨーロッパでは、おねしょハーブとも呼ばれ。利尿作用が高いです。
また、ビタミンやミネラルを豊富に含んでいるので、肝臓を強化してコレステロールを減らします。
ただし、タンポポ茶に含まれる鉄分には、便秘解消の効果があります。
よって、元々腸の働きが弱い人は、下痢を悪化させることがあるので、一時的な症状の改善に用いるのが良いですが飲みすぎには注意が必要です。
タンポポ茶は、市販されているものが、味が調整されて飲みやすいので、過剰摂取に注意します。
さらに、蓮茶も有効です。
蓮茶には、蓮の葉と花、蓮の実のどこを乾燥させるかで種類が異なりますが、市販には3つをブレンドしたものもあります。
特に下痢に効くのがリラックス効果があり、漢方のような苦味が特徴的な蓮の実を乾燥させたハーブティーです。
カフェインを含まないので、就寝前に飲むことができますし、こもった熱を取り除く作用があるため、夏バテで弱った胃腸をサポートします。
蓮の花を使ったロータスティーは、主にベトナムで生産されており、緑茶と似た効能を持ちます。
世界三代美女の一人である楊貴妃が飲んでいたとされ、美人茶とも呼ばれます。
普段の生活から取り入れることの出来るハーブティーで胃腸の調子を整えて、消化不良や腸の調子を正常に保ち、日常生活に役立てていきましょう。
四季折々の自然の恵みをいただけるハーブティーは、自分や家族の健康のために活躍してくれます。
ちょっとした気分転換から体調不良の改善など様々なハーブの効能を活かして取り入れることができる方法の一つがハーブティーです。
普段からの健康の第一歩としてハーブティーをおすすめする理由をご紹介します
ハーブティーはノンカフェインです。
紅茶や緑茶、コーヒーにはカフェインが入っています。
カフェインを摂ると覚醒しやすくなるからと眠気を抑えるために飲用される方もいらっしゃいますが、逆に不眠になりやすくなったり、睡眠のリズムを崩したりする恐れがあります。
人間には休息が必要ですので睡眠リズムを崩すような物質は避けるほうがよいでしょう。
ハーブティーは就寝前にも飲むことが出来ます。
就寝前のハーブティーではカモミールなどが一般的ですが、いくつかのブレンドを試すこともできます。
目がさえてしまっているときや神経が高ぶってなかなか落ち着けないときに飲むとリラックスする事ができます。
自然界にある草根木皮には人間の健康を助けてくれるものがたくさんあります。
ハーブはたくさんの種類があり、効能もさまざまですが、一度にたくさん摂るのではなく毎日の体調に合わせて良いものを摂ることができます。
またブレンドをすることで新しい味や香りに出会うことができます。
好きな香りのものを集めて気分に合わせて飲用するということもできます。
健康について不安がある方や妊娠していらっしゃる方は、お医者様に相談してから飲むようにしましょう。
また、ハーブティーは淹れるのが簡単です。
市販のものであれば、ティーパックや乾燥茶葉で入っていますのでカップに入れて茶漉しなどでお湯を注ぐだけでできあがります。
自分の庭からとったハーブを使うこともできます。
摘みとったハーブでハーブティーを淹れる場合にはティーポットに入れて煮出します。
中身が見える透明なティーポットで淹れるとポットの中に浮かぶハーブの葉っぱやお花が見えて美しいです。
他の飲み物のようにアレンジをすることもできますので、ミルクを注いだりゼリーなどスイーツに活かしたりすることもできます。
全てハーブには適用できませんが、健康に気を付ける方は気にすると思います。
一部のハーブには、無農薬のオーガニックハーブも存在します。
オーガニックハーブティーは、化学合成農薬や肥料を全く使わないで育てたハーブで作られます。
土壌は有機肥料などで土壌そのものが持つ力を生かします。
一般にオーガニックとは厳しい基準があり、種まきや植え付けしたときからさかのぼって、最低3年間(国際基準では10年間)は農薬や肥料を使用しないことなどが定められています。
ハーブは昔から自然の恵みとして生活に密着しており、オーガニックハーブティーは、植物本来のエネルギーを凝縮しているので、より高い効果が得られます。
国産のオーガニックハーブティーはまだ多くありませんが、豊かな香りと味を楽しむことができます。
このようにハーブティーの自然の力を取り入れて日頃のストレスから自分を解放する時間を作ってみてはいかがでしょうか。
始めは何を飲もうか目移りしてしまうかもしれませんが、色々な味や香りを体験しながら、自分に合ったハーブティーを見つけることができるでしょう。
体臭は加齢が進んでくると気になるという人が多くなります。
体臭といえば男性のほうが気にしているというイメージは多いですが、女性でも体臭の臭いに悩んでいる人は意外と多いです。
女性は、やはりキレイで美しくいたいものですので、身体が臭いのは辛い悩みです。
しかし、最近、ハーブティーが効果があるということが分かってきました。
ハーブティといえば敷居が高いイメージがあるので、普通の紅茶は飲むけれどハーブティーはあまり生活に取りれていないという人が多いですが、東洋では日本でいう漢方のように薬箱として重宝されています。
では、ハーブティーには種類がありますので、どの種類のものが体臭を改善出来るか?
フェンネルは腸の蠕動運動(ぜんどう運動)を促進して、けいれん性の便秘を解消する効果もあるため、便秘が原因の体臭の臭いを改善できると期待されています。
ミントは、腸のぜんどう運動を整えて便秘に効果があります。
カモミールは消臭効果もあり、わきがなどで悩んでいる人にはピッタリのハーブティーです。
また、花の部分を使用して胃腸の調子を整えてストレス解消、不眠症にも効果がある万能の紅茶です。
カモミールは煎じてお風呂に入れるとカモミールに含まれるアズレンという精油物質が優れた抗炎症作用がある以外に、ワキガの消臭効果もあるので、是非、お風呂に入れてハーブティーバスを試してみると良いです。
ハーブティーをあまり飲みの慣れていない人でも、抵抗を少なく、すぐ飲めるオススメの飲み方は、甘味をつけることです。
少しクセのある飲み物で好き嫌いもありますので、もしもストレートで味が苦手ならハーブティーを温めて甘くすると飲みやすくなります。
また、夏に暑いハーブティーを飲むのに抵抗のある人はアイスティーにしても良いです。
ポイントは通常よりも少し濃い目に作って氷をたくさん入れることです。
さらに、上記の『ジュースやフルーツを加えるフルーツティー』で記載したようにフルーツジュースとブレンドも、おもしろい組み合わせですので、普通のハーブティーに慣れてきたら挑戦してみるのも良いです。
ハーブティーには美容や健康にも良いと有名で、オレンジピールというハーブティーは心を元気にしてくれる抗うつ作用があり、腸の働きを正常にしてくれる効果もあります。
他にもたくさんの種類があるので、自分の身体の症状に合わせて飲んでみると良いです。
ハーブティーで悩んでいる体臭が改善されるとなれば、試してみる価値はありです。
今や頭痛は誰しもが経験している辛い症状のひとつではありますが、痛みの出方や時間などは個人差が非常に大きいです。
女性は、毎月くる生理によって女性ホルモンの影響でひどい痛みに悩まされている方も多いです。
男性なら仕事からのストレスやパソコンの見過ぎなどからくる頭痛もあったりします。
薬に頼ると、確かに効果はあってもこのまま飲み続けるのは不安、医薬品以外に効果のあるものは無いか?
と、考えるのではないでしょうか?
逆に鎮痛剤などが効かなくなってきてしまったから、と、一日に飲む量を増やしてしまうといった危険な行為をする人もいます。
また、妊娠中や授乳中、他の病気などで違う薬を飲んでいるために、頭痛薬が飲めないといった場合には困ります。
そんな時によくコーヒーを飲むと頭痛が良くなったという人もいますが、同じようにハーブティーでも頭痛の痛みが解消されることがあるのです。
ハーブ専門店やお茶専門店が近くにあるようでしたら、自分の頭痛の詳しい症状などを相談するとそれに適したハーブを選んでくれたりするのですが、なかなかすぐに行ける場所になければインターネットで購入するのも良いと思います。
しかし、インターネットで非常に安価だからといって購入するとあまり良い品質でないものや、偽物をつかまされたりすることもあるので注意してください。
ハーブティーは様々な種類があり、効能や香り、味もそれぞれ違うので選ぶ楽しさや次はどれを飲んでみようかという楽しさがあります。
ハーブの香りによってリラックス効果が得られるので、それだけでも辛い症状が少し和らぐこともあります。
香りが良くても味が自分の好みでなければ飲むのが苦痛になってしまいますので、初めて飲む際には少量を購入したり無難に有名なものを購入したりすることをおすすめします。
どうしてもこのハーブティーが良い!というもので実際に効果があったからなんとか飲み続けたい、という時は他の飲みやすいハーブとブレンドしたり蜂蜜をいれたりしてアレンジしてみると良いです。
普段はなんともなくても気圧の変化で痛みが出たり、何事にも薬は飲みたくない、という人はハーブティーを常備しておくのも良いと思います。
痛みの出る原因がストレスならばリラックス効果の高いハーブを、ひどい便秘のせいなら整腸効果のあるハーブを、生理痛の一種なら冷えを改善したり女性ホルモンに働きかけてくれるハーブを選ぶ、といった根本的な原因にアプローチしてくれるハーブを選ぶことによって頭痛が良くなることもあります。
痛みが良くなるだけででなく、ハーブティーには美肌、体質改善、アレルギー対策といった効能もあるため、男女問わず、普段からハーブティーのある生活をしていくことで体や心の不調が減らすことができるでしょう。
温かい飲み物では紅茶や緑茶、コーヒーがまだまだ主流の日本ですが、体調を整えるという意味ではハーブティーもおすすめします。
ハーブ、つまり薬草をお茶にして飲むわけなので、もちろん、その効果は実証されています。
ハーブティーにはその香りを吸引することによる内分泌への効果と、成分を体に取り入れることによる内服効果があります。
主な効能としては、体を温めて免疫力を高めて風邪の治りを早くしてくれたり、喉や鼻の炎症また鼻づまりに作用してくれます。
カフェインがゼロで体に優しいのも嬉しいポイントです。
それぞれのハーブによって成分や効能が違うので、症状に合わせて選びましょう。
一気に大量のハーブティーを飲むより一日数回に分けて飲んでください。
ハーブによっては副作用があったり服用している薬に影響を与えるものも存在します。
たとえばセージのような妊娠中の女性に悪影響のあるものや、リコリスのような糖尿病や高血圧の方に影響が出てしまうものなどです。
知らないハーブティーを試すときには念のため調べてから飲む方がいいでしょう。
インターネットで簡単に調べることができますし、できればハーブに詳しい店員がいるお店で購入すると安心です。
風邪に効果的なハーブティーをご紹介します。
カモミールティーは体を温めてくれるほか、血行がよくなるので新陳代謝を高め風邪の治りを早くしてくれます。
ドイツでは風邪の常備薬として親しまれているそうです。
ジンジャーや、シナモンも体を温めてくれるハーブです。
どれもハチミツを入れたりミルクを入れるとよりおいしく楽しめます。
ただし、シナモンは妊娠中の方、潰瘍がある方は避ける様にし、カモミールは子宮収縮作用があると言われているため妊娠中(特に妊娠初期)は過剰な摂取はせず控えるようにしてください。
名前はあまり知られていませんが、エキナセアというハーブは薬効の高く、アメリカの先住民族が傷薬や化膿止めとしてよく使っていたと言われています。
飲むと免疫力を高めてくれて風邪の症状の間隔を短くしてくれたり、さらにインフルエンザの予防にも最適ですので、体調が思わしくないときにおすすめです。
味はそれほど癖もなく飲みやすいです。
喉の痛みには効果的なハーブはセージです。
強壮作用もあるというセージも薬用成分の高いハーブとして知られています。
そのため過剰摂取には注意してください。
ミントティーは鼻の通りをよくします。
こちらは清涼感のある香りによる吸引効果が主のハーブです。
その香りには殺菌の他にもカモミールのように気持ちを落ち着ける効能もあるので、一息つきたいときに飲むと一度に二度おいしい、おいしく淹れれば三度おいしいハーブティーです。
ハーブティーの効能を説明してきましたが、どうでしたでしょうか?
自然を活用したものですので薬に頼るよりも体に優しく、おいしく飲めるのがハーブティーです。
どうぞ、ぜひ、お試しくださいね。
ハーブティーというのは、おしゃれなイメージはあるけれど、あまり飲んだこともないし、身近なものではないので馴染みがなくて、良く分からないという方もいらっしゃるかもしれません。
一軒家に住んでいて、お庭でガーデニングをしているというような方の場合には、生のハーブを使って淹れるハーブティーは格別なので楽しめますが、誰もがそのような環境に恵まれているわけではありません。
やはり一般的に広く親しまれて飲まれているのは、茶葉の状態で売られているものや、ティーバッグタイプのものなどが手軽で人気もあると言います。
しかし、プレゼントとしてハーブティーの詰め合わせをもらったけれど、正しい淹れ方が分からないので戸棚に仕舞ったままの状態になっている、というような方もいらっしゃるかもしれません。
ホットで頂く場合は温めたティーポットにハーブをティースプーン2、3杯入れたら、熱湯を静かにそそぎ蒸らします。
蒸らし時間は葉や花は3~5分、根や実は5分~10分を目安に蒸らすと、とてもハーブの香り際立ちとても美味しいハーブティーが淹れられるといいます。
そして、ティーポットを軽く回して、濃さを一定にします。
ポイント1:熱湯を使って勢い良くお湯を注ぐということです。
ポイント2:風味豊かな出来上がりにするために、お湯を注いでから、しばらく保温した状態で待ってあげるというのも大切です。
紅茶用に、ティーポットにかぶせるカバーなどを持っている場合には、そのようなものを利用して温かい状態を保ってあげると良いのです。
そうすることにより、ゆっくりと時間をかけてじわりじわりとハーブの中に入っている成分が染み出てくる感じになるので、すぐに茶葉を取り出してしまうのに比べてより美味しいハーブティーになるわけです。
美味しいハーブティーを淹れて、心も身体も満足しましょう!