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上質な香りが決め手!ハーブ「サンダルウッド」のポイント4つ

上質な香りが決め手!ハーブ「サンダルウッド」のポイント4つ

  |   ハーブについて(種類別)

サンダルウッドとは

ビャクダン科の熱帯性常緑樹で、インドが原産です。
インドでは4千年以上も前から使われており、紀元前5世紀には高貴な香木として扱われ、香水の原料としては最古とされるハーブの一つです。
サンダルウッドは、インドのマイソール産が最高級とされますが、近年数が減っているため、インド政府が伐採制限や輸入規制を行っているので、入手困難です。
また別名で白檀のことを言います。

仏教の伝来と共に、日本に伝わったもののひとつに香木があります。
芳香のある木を燃やして香らせるもので、様々な種類のものがありますが、その中でも白檀といえば、こうした分野にあまり興味のない方でも、聞いたことのある名前だと思います。
サンダルウッドは、日本人にはお寺や仏間をイメージさせる静かで深い香りが特徴的なハーブです。
アロマテラピーなどでよく用いられ、その香りや作用による効果がよく知られています。

アロマテラピーやハーブは、私たち現代人を健康な状態に導き、癒しを与えてくれる大自然からの恩恵です。
ストレス社会と言われる現代では、病気とまではいかなくても、潜在的な不調を抱える人や、緊張状態にある人が非常に多いのが現実です。
そのはけ口や解決法が見いだせないままでいると、精神的不安が大きくなり、不眠、免疫力の低下に繋がってしまいます。
そうなる前に、自分の身体や心と向き合い、リラックスする時間を確保することが大切です。

サンダルウッドの知って置きたい4つのポイント

ポイントの1つ目は、一風変わった植物

一風変わった植物で、半寄生常緑樹の種類であるということ。
これは、最初は独立して生えていますが、寄生する樹木の根に絡みつき、そこから養分を摂り、成長するという習性を持っています。

成熟した木は収穫され、香木として売られる他、この木を水蒸気蒸留して得られた精油が流通しています。
精油はアロマテラピーにおいて使われる以外にも、化粧品の材料になったりします。
香木は、香道で薫香するのに使われるほかに、扇子や仏像などの材料になることもあります。

ポイントの2つ目は、香りにはランクがある

インド、インドネシア、オーストラリア産などのサンダルウッドが多く出回っていますが、中でもインドのマイソール産のものは上質な香りを発するとされ、これが最高クラスのサンダルウッドとなっています。
高級香水の原料として使われるほどの品です。

ポイントの3つ目は、その芳香の作用

甘くてバルサミックな香りと、木の持つほんのりとした苦味の混じった香調は、穏やかな鎮静作用と催淫作用をもたらすといわれ、ストレスを原因とした身体の不調に効果があるとされます。
不眠や緊張、あるいは過度の興奮を押さえ、精神を安定させてくれます。
また、肌を柔軟にしたり、皮脂のバランスを整えたりする作用があるので、サンダルウッドのエキスが含まれたスキンケア用品も有用です。

ポイントの4つ目は、天然の芳香は貴重

「栴檀は双葉より芳し」ということわざをご存知でしょうか。
栴檀は、サンダルウッドの中国名と言われていますが、その栴檀が双葉のうちから芳香を放つとして、大成する人物は幼い頃より人より優れたものを見せるという例えに使われることわざです。

しかし、実のところ、サンダルウッドは双葉のうちは香らないのです。
50年~60年の時間をかけて熟成された木が芳香を持つようになるのです。
長い年月をかけて作られる貴重な天然の芳香であるということを、知っておきましょう。

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サンダルウッドの作用・効能とは

サンダルウッドを使ったハーブティーには、リンパや静脈の停滞を解消して、利尿作用があるので、むくみに効果があります。
弱った免疫力を高める効果もあり、特に気管支炎や扁桃炎の緩和、抗菌などに高い効果を発揮します。
サンダルウッドには女性ホルモンに似た成分を含んでおり、ホルモンバランスを調整します。
よって生理前の女性に起こりやすい、むくみにも有効です。

温かいティーと素晴らしい香りの中で、目をつぶれば、まるで瞑想をしているかのようなリラックス感が得られます。
安眠、深いリラックス、緊張感や不安を解きほぐす力があります。
その為、朝よりも夜の使用をおすすめします。

様々な使用用途に使えるサンダルウッド
サンダルウッドは、香りから効果を発揮します。
そんなサンダルウッドは様々な用途に利用できます。

精油として

精油をトリートメントに使用すると、むくみやセルライト対策により効果を実感できます。
また、香水などで有名ですが様々な香りに合わせやすく、エキゾチック系やフローラル系、バルサム系と相性が良いです。
また、ブレンドがしやすく保香性も高いため、精油の香りを持続させるためにも用いられます。
むくみに特に良い組み合わせは、パチュリやゼラニウム、サイプレスです。

スキンケアローションとして

スキンケアローションに使う場合は、精製水とグリセリン、サンダルウッドの精油を用意します。
天然成分100%の精油を肌に塗ると、刺激が強すぎて危険ですので、グリセリンと精油を混ぜたら、精製水を加えて混ぜると無添加で肌に優しいローションが完成します。
使用する前は良く瓶を振ります。

デスクワークやヒールを履くことで、体液の循環が悪くなった場合は、下半身を重点的にマッサージしていきましょう。
まず、膝から膝の裏に向かってマッサージします。
次に足首から膝裏のリンパ節に向かってリンパマッサージすることで、ほっそりとした脚になります。
ポイントは膝裏のリンパ節の流れを促進させることです。
サンダルウッドには、リラックス効果があるので、血管が拡張された状態でマッサージができ、よりリンパの詰まりを解消できます。
さらに効果を出したい場合は、入浴後に行うと良いです。

入浴剤として

アロマオイルやハーブを活用した足浴によるリラックス方法があります。
足浴により、身体がよく温まると、全身の血流が良くなります。
内臓の働きが活発になるとともに、身体に溜まった老廃物が一気に排出され、血液が綺麗になっていくのです。
ある実験では、足浴などでサンダルウッドの成分が皮膚を通して血液中に入り込むことによって、睡眠障害が改善したという事例があります。

足浴には、アロマオイルのエッセンスやハーブティーを使用しましょう。
サンダルウッドのオイルの特徴は、黄色っぽく、やや粘り気があることです。
木の中央部分からエッセンスを抽出している為、香り高く、まるで地に足が着くような安心感と安定感が感じられます。

少し熱めのお湯をタライ、またはお風呂の浴槽に入れ、サンダルウッドのエッセンスを数的入れてかき混ぜます。
この数滴垂らすだけでも、むくみを解消したり、リラックスしたりできます。
サンダルウッドの足浴で、血流が良くなり、免疫力が高まると、身体に溜まった老廃物や疲れがスムーズに排出されるようになります。
この時、バスソルトなどを一緒に入れると、更なるデトックス効果が期待できます。
蒸気とともに立ち上る香りの中で深呼吸しましょう。
サンダルウッドは、一時的な気分の落ち込みを回復する働きがあります。

足浴だけでなく、ハーブティーバス(ハーブ風呂)を利用する方法もあります。
様々なハーブをブレンドしたハーブティーには、飲むだけでなく美肌などの効果も作用するハーブが含まれていることはもちろん、
リラックスできる香りもあり、ハーブティーバスは心身ともにリラックスできる方法です。

香りだけで、むくみやホルモンバランス調整など様々な効果を持つサンダルウッド。
手軽に楽しめるハーブティーで、日々のストレスなどから解放されてみてはいかがですか?

photo by by Clara P. N. Araujo