ローヤルゼリーって言葉を聞いたことがありますか?
言葉をそのまま直訳すると「女王のゼリー」です。
何の女王???
もちろん人間の女王では、ありません。
この女王は、『蜂の女王』
女王蜂のゼリーなのです!
皆さんは、ミツバチの普段の食事は、花の蜜を思い浮かべると思います。
その想像で間違いありません。
働き蜂の食事は、自分で取った花の花粉や花の蜜を食事にしてます。
蜂の子供は、生まれて数日は「ワーカーゼリー」という、低栄養素のベビー食を食べて育ち成虫になります。
しかし、 女王蜂は違います。
そこで女王が食べているのが「ローヤルゼリー」となります。
女王蜂は、働き蜂のように蜜や花粉を食べないで、一生涯「ローヤルゼリー」を食べるのです。
高栄養素で普通の働き蜂の食せないまさに、「王族専用の食事」なのです。
「ローヤルゼリー」は王族の食べ物と書きましたが、それでは一体何なのかに移ります。
料理人は、若い働き蜂になります。
料理人となる働き蜂が、蜂蜜を体内で分解・合成して、作成した分泌物質となります。
ここで注目して欲しいのが「若い働き蜂」です。
女王蜂は常に若い蜂のエキスを摂取しているのです。
それが何なのかですが、女王蜂って聞いてイメージ出来るのは、「偉い」「ハチ達の母」「大きい」とかですよね。
子孫のため卵を産む体が大きいです。
普通の働き蜂の3倍の体長をしてます。
「ふ~ん」って思うかもしれません。
人間に例えるならその凄さは際立ちます。
日本女性の平均身長を150センチとすると、女王の身長は450センチになります。
大きい!!
女王蜂の寿命も凄いです。
働き蜂の寿命の約40倍となるんです。
人間の寿命平均80歳としても、女王蜂は、3200歳まで生きるんです!
そんな女王蜂の食しているのが、栄養・若者エキスたっぷりの長寿の食べ物がそれが「ローヤルゼリー」なのです。
女王蜂の健康と長寿の秘訣のロイヤルゼリー。
その成分から、きさいします。
以下の栄養素を元に他にも【約40種類】がローヤルゼリーに含まれています。
・ビタミンB(パントテン酸〔B5〕やピリドキシン〔B6〕)
・植物ステロール
・抗菌・抗生物質
・タンパク質(ロイヤリシン、ロイヤラクチン、アピシン)
・アミノ酸(リジン、メチオニン、スレオニン)
・ミネラル
・単糖
・葉酸
・酵素
・脂肪酸(デセン酸)
と含まれている栄養素を書きましたが、皆さんは栄養学を学んでいる訳ではないと思います。
人にとってどの栄養素がどんな栄養素かを次に記載します。
ビタミンB5・B6⇒体細胞(代謝や毒素予防)や内臓(腸)の正常機能に必須な栄養素
植物ステロール⇒体に取り込まれるコレステロールの低減してくれる栄養素
抗菌・抗生物質⇒ウイルスなどの体に悪影響を及ぼすのを抑制する物質アミノ酸⇒スポーツドリンクなど良く含まれている栄養素(運動後の体組織の破壊予防や回復)
タンパク質⇒体を作るに大切な栄養素
ミネラル ⇒人が独自で作れない生きるに必要な重要な栄養素(食事でしか取ることが出来ない)
単糖 ⇒体を動かすための栄養素
葉酸 ⇒内臓の浄化に必要な栄養素
酵素 ⇒様々な栄養を体に取り込む際に必要な栄養素
上記のほとんどの栄養素は他の食べ物などで取ることが出来ますが、脂肪酸(デセン酸)は、ローヤルゼリー特有の栄養素になり、ローヤルゼリー以外の自然界のどの物質には一切含まれてない栄養素になります。
別名「ローヤルゼリー酸」とも呼ばれていたりします。
栄養素としても完全に解析された訳ではありませんが、以下の効果があるとされています。
・血糖に対抗する
・皮脂の分泌をコントロールする
・コレステロールに対抗する
・女性ホルモンに似た働き
・細菌に対抗する働き(殺菌作用)
・免疫をサポートする働き
・生活習慣病の対策になる
特に注目すべき栄養素の効果は、デセン酸の持つ女性ホルモンに似た働きです。
これは、加齢による女性ホルモン不足を補うことから更年期障害の辛い悩みを和らげるのに役立ちます。
また、皮脂の分泌のコントロールは、肌にハリを与えるなど美肌への効果が深く関係しています。
健康や美容に関心の高い女性にとってとても気になる栄養素ですよね。
・冷え症
・肩こり
・耳鳴り
・血圧改善作用
・骨密度への作用(骨粗しょう症の予防)
・糖尿病に対する作用(生活習慣病の予防)
・筋肉量に対する作用(筋肉量の増加)
・不定愁訴の改善(頭重、倦怠感、食欲不振、無気力)
・心臓や血管の病気の改善作用
・抑うつ作用(ストレスによる精神的疲労(無気力)の改善)
・抗菌活性
・中性脂肪値の低下
・免疫系への作用(抗アレルギー作用、アレルギー反応抑制作用)
・皮膚への代謝作用(美肌効果)
ローヤルゼリー効果は、身体の中部を改善・修復だけでなく、身体の外の美肌効果や近づいてくる見えない病気の予防にも効く、パワフルな万能効能と認識してもらえれば嬉しいです。
ハチミツは優れた総合栄養食品と呼ばれています。
ハチミツには、良質なビタミンが含まれています。
健康に必要なビタミンは微量で体の生理機能を調節し、代謝を円滑にする働きをしてくれます。
しかし、体内では合成されないため、食品として摂取しなければなりません。
ビタミンには「活性型」と「不活性型」があり、蜂蜜に含まれるビタミンは92%が活性型で、不活性型のビタミン剤を大量に服用するより効果が高いことがわかっています。
※不活性型ビタミンでよく見るのは、清涼飲料などに入っているビタミンC(抗酸化剤)とか有名です。
つまり、ビタミン剤を服用するよりも、蜂蜜を食べたほうが効果的だといえます。
さらに蜂蜜には、ローヤルゼリーと同じように、ミネラルとアミノ酸、酵素、ポリフェノールやパロチンなど 数多な有効成分が含まれた栄養豊かな食品です。
ローヤルゼリーよりはもちろん栄養素の質は落ちてしまいますが、それでも、活発に働き続ける働き蜂の主食として、元気の源でもある蜂蜜は、人にも栄養的にも有効な上に、甘く美味しい食品なのです。
ただの蜂蜜は凄いのですが、更に凄いのが「マヌカハニー」になります
ハチミツは、花の蜜ですが、ハチミツって聞いて思い浮かべる花は何でしょう?
気にしないと思い浮かべるのは難しいと思います。
※私は蓮華の花を思い浮かべますが、普段皆さんが口にしている蜂蜜が何の花の蜜なのか。
確認してみましょう。
そうすると、安い中国産の蜂蜜は何の花も書いて無く。
原材料、ハチミツしか書いてないかもしれません。
そんな蜂蜜も蜂蜜ですが、そんな蜂蜜は何の花の蜜なのか分からない位、色んな花の混合蜂蜜である場合があります。
美味しいハチミツを買いたい場合、花の種類を限定した蜂蜜を選択すると良いと思います。
色んなサイトで色んな花のハチミツを紹介しています。
代表的なものは16種ぐらいですが、16種以外も含めれば多種多様になり、しかも生産地や養蜂方法で、それぞれに味・香り・効能に特長があり、皆さんのお口合う、ハチミツが見つかると思います。
それでは、そろそろ本題に入りたいと思います。
ハチミツとマヌカハニーの違いですが、実は言葉として差はありません。
そのままの通り、マヌカハニーもハチミツです。
マヌカと言う植物の蜂蜜なので、マヌカハニーと呼びます。
ミカンの花の蜜を「みかんハチミツ」と呼ぶのと変わりありません
それでは、「マヌカ」って何なのかということになりますが、日本名は「?柳梅(ギョリュウバイ)」と名前がついています。
原産地は限定されており、「ニュージーランド」と「オーストラリア南東部」のみとなります。
日本でも観賞用で苗を育てることも出来ますが、少し育成が難しいと思います。
マヌカの葉をお茶や煎じ薬として利用されてきたことから、ティーツリーと呼ばれています。
ニュージーランドの先住民族のマオリ族からは、マヌカの木を『復活・癒しの木』と呼んで薬草として大切にし、外傷や病気の治療や健康増進に利用されてきました。
マヌカの木の開花は11月から12月に約1ヶ月間くらいで、その期間しか取れない貴重な癒しの木のハチミツが、「マヌカハニー」となります。
普通のハチミツもただ甘いだけでなく、昔は薬と重宝されたほど万能で、健康・美容に効きます。
ハチミツには、疲労回復や整腸作用、殺菌や沈静の効果があります。
ほかには、【ダイエット】にも有効なのです。
ハチミツが主に糖で出来ているのですが、普通に食事するより、身体へのエネルギー変換率が凄く、スプーン一杯の量で、身体のエネルギー変換(カロリー消費)が継続されることが分かっています。
もちろん、糖なので取りすぎは逆に糖尿病の恐れも出てきます。
『運動してない体では、ダイエット効果は出ません』
●ダイエットでの運動流れ
運動する
⇒脂肪を燃やし・筋肉をつける(身体がカロリーを使う)
⇒身体が食事から糖分を補充する
⇒蜂蜜が糖分を効率よく取得する
⇒身体に負担が少なくすむ
カロリーの補充にも糖分を使っているので、身体に負担のあると更に糖分が必要になります。
運動部やスポーツをする人で、その有用性を思い浮かべるのが分かり易いです。
私の運動部のイメージですが、蜂蜜漬けレモンとか、蜂蜜入りのレモン水などですね。
これは蜂蜜の糖分でエネルギーを回復して、レモンのビタミンC が筋肉細胞の補助や血管の補強をします。
水は、汗などで体外に出た水分を補充します。
上記の記載はハチミツの効果です。
マヌカの花の蜜だけで作られるマヌカハニーには、他の蜂蜜にはない、唯一無二の『メチルグリオキサール』という抗菌活性成分が含まれています。
それはなんと、一般的な蜂蜜に比べて8倍以上もの抗菌活性力を持っていて、腸の中にある悪玉菌(大腸菌・ピロリ菌・サルモネラ菌)の働きを抑制して、高い殺菌効果を発揮して、感染症の治療にも効果があるのです。
中でもピロリ菌は、日本人の半数近くが感染しているといわれており、胃潰瘍や胃がんの原因になることもあります。
マヌカハニーにはピロリ菌を殺菌してくれるだけでなく、乳酸菌などの善玉菌の働きをサポートしてくれる働きがあります。
ヨーグルトなどと摂取すれば、心強い食品の組み合わせなのです。
マヌカハニーの高殺菌効果は、風邪の予防や喉の痛み、口内炎の治療などにも役立つと言われています。
口、喉、腸と食道器官や他にも回復効果を持つ、マヌカハニーは凄いですよね。
食べ物の期限のない食べ物について書きたいと思います。
タイトルで分かるかもしれませんが、『蜂蜜』です。
もちろん、保存方法を守ってですが、食べ物として、一期限のない食べ物なのです。
売っている蜂蜜に期限は書いていますが、法律上書かないといけないため書いてあるため、実際、しっかり保存させていれば悪くなることがありません。
それ以外の食べ物は悪くなってしまいます。
缶詰めなどの保存食はもちろん、水も悪くなってしまいます。
塩など一部の調味料も悪くはなりませんが、でも、熟成ものの発酵食品は判断が難しいです。
それでも、蜂蜜は悪くなりません。
それは、ハチミツが高濃度の糖分体であり、高い殺菌性を持っているのに、主に悪くなる原因の水分をあまり含んでいないことにあります。
皆さんはプロポリスって言葉を聞いたことはありますか?
聞いたことがあっても、それが何なのかを知っている人やローヤルゼリーと同じものと勘違いしている人もいるかもしれません。
プロポリスとは、蜂が作り出す物体で、植物成分と蜂の出す分泌物の混合物になります。
用途はいろいろありますが、主に、蜂の巣の構成に使われます。
これは、プロポリスの語源にかかわってきます。
「プロ(pro)」は「前」とか「守る(防御)」という意味を持ってます。
「ポリス(polis)」は「都市」という意味を持っています。
蜂の巣としての効果は以下のようになっています
・巣の構造強度の補強
・巣の防御性の向上
・耐震性の向上
・耐菌性
・巣内での腐敗の防止
プロポリスは、蜂が生成しますが、全ての蜂が生成するのもではなく、一部の種類の蜂が生成するもので、一つの巣で取れる量も限られており、蜂蜜やローヤルゼリーと比べると非常に少ないものです。
蜂蜜 ⇒働き蜂の食料
ローヤルゼリー⇒女王蜂の食料
プロポリス ⇒巣の補強材・抗菌材
前記術でも書きましたが、プロポリスは巣の補強材になります。
食べ物の成分と比べるものではありませんので、ご了承下さい。
プロポリスの成分(材料)は以下の通りです。
樹脂・バルサム(55%)
ワックス(30%)
油性物質(10%)
花粉(5%)
※他の成分こまごまと300種以上も含まれているとされていますが、小数点以下なので省略します。
記載された成分をみて
『へ』って思うかたもいらっしゃると思いますが、それは間違いありません。
こんなので生成されていて、大丈夫なのって思ってしまうかも、それも大丈夫です。
プロポリスの凄いところは、その「抗菌」作用なのです。
プロポリスは効果で特出すべき点は「殺菌効果」です。
しかし、殺菌効果も凄いですが、様々なものに使える汎用性も注目して頂きたいです。
プロポリスは物質なので、その成分を抽出して使用しています。
その用途としては、化粧品、日焼け止め、消毒抗炎剤、点眼剤、鎮静剤、ヘアスプレーの材料、バイオリンのつや出しなどなどに使われます。
古くはミイラを作る際の防腐剤として利用されていたり、古代ローマでは「天然の抗生物質」として用いられたり、東ヨーロッパでも伝統的に薬用として用いられたりされていました。
抗菌作用が凄いと書きましたが、抗菌作用を含めどんな効果があるかですが、医療として抗菌作用を利用して、抗菌・抗ウイルス・抗炎症・抗腫瘍作用等を期待した病気予防・治療目的での服用が行われているほか、臨床医により治療の補助(補剤)として用いられています。
上記の効果は、ミツバチも、プロポリスがもつ殺菌力によって細菌やウイルスから身を守っているといわれております。
抗腫瘍性(ガン等)予防および治療的効果、また転移阻害の効果
抗微生物活性(細菌、真菌、原虫、ウイルス)
抗酸化作用
抗炎症作用
抗腫瘍活性
抗肝毒性
●以下の医薬品の効果を高める作用
免疫力調整(免疫調節)作用
鎮痛作用
局部麻酔作用
薬(とくに抗ガン剤)の副作用軽減作用
整腸作用
活性酸素消去(抗酸化)作用
抗潰瘍作用
抗アレルギー作用
精神安定作用
食欲増進作用
有効作用と書いてしまいましたが、簡単に言うと、『薬の副作用を抑えて、効果を高める効果』があるのです。
蜂の食事である「ローヤルゼリー」・「ハチミツ」
蜂の巣の材料である「プロポリス」
今回は、蜂の本体である。
「蜂の子」について書きたいかなと思います。
普段なかなか食べる機会のない。
また、好んで食べる人は少ない思います。
皆さんの中でも、昆虫食と聞いて嫌悪する人はいると思いますが、聞いただけで判断するのは、私は勿体ないと思います。
菌の塊である「キノコ」しかり、
発酵させる「納豆」「漬物」「チーズ」しかり、
生き物の体である「肉」「内臓」しかり、
嫌悪するなら、一度食べてみてからにして欲しいと思います。
食べ物として実際あるのですから、「蜂の子」っていっても、幼虫や成虫とものことをいってします場合もありますが、蜂の子は、基本幼虫をいいます。
普通に調理するので、子供は、甘露煮や炊き込みや塩炒めなど、大人は、佃煮や揚げ物などで頂きます。
地方食が強いです。食べ方も場所場所で変わります。
大人の食品イメージは、佃煮にすれば大き目のイナゴです。
揚げ物なら、大きい川エビとかになります。
でも、食べたいからと蜂を取るのは危険なので、一般の人は止しましょう。
※役所などで駆除したものは、薬品を使うので食用に向きません。
蜜蜂の何が危険なのか。
というのは間違いで、蜜蜂は、ハチミツとかを作ってくれるので食されません。
山間部などで食べる蜂は、スズメ蜂などになります。
蜜蜂と違い、とても大きいので食べ応えはバッチリです!
どうしても食べたいとのかたは、蜂の子(子供)は缶詰が売っていますので、試して見るのは如何でしょうか?
大人は岐阜地方とかで販売してますが、お値段がお高いです。
危険や取れる量のせいですかね。
※蜂の子の別名「ヘボ」