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紅茶の持つ効果、効能がたくさん!茶葉の持つ、その驚くべきパワーとは?

  |   フレーバーティーについて, 紅茶について

古く中国では「茶」は「不老長寿の霊草」とよばれ大切にされていました。

現代においては、紅茶は誰もが飲める日常的な飲み物として親しまれています。

気軽に楽しめるようになった紅茶ですが、
ただの嗜好品にしておくには勿体ないほど体に良い成分、効能を持っています。

今回は、紅茶に含まれている成分と嬉しい効果、注意点について紹介していきます。

 

◼紅茶に含まれている成分は?

紅茶には実に多くの成分が含まれています。
その中でも主成分はタンニン、カフェイン、アミノ酸の3つです。
それぞれの成分とその効能についてみていきましょう。

① タンニン

紅茶に含まれる成分の中で、
特に香味に大きく関わっているのがタンニン(カテキン類の総称)であり、
渋味やコク、水色や香りを作り出す重要な成分です。

タンニンの含有量は、茶葉の種類や産地などによって異なっています。

また、タンニンには、抗菌/抗酸化作用をはじめ、
抗がん作用/風邪・虫歯予防/血圧・血糖降下/コレステロール減少など
様々な薬理作用があることで知られています。

② カフェイン

カフェインの効果はよく知られている覚醒作用や利尿作用のほか、
強心作用/疲労回復/消化促進/脂肪燃焼/新陳代謝の活性といった効能を持っており、
味は”苦味”として感じられます。

90℃以上の熱湯で抽出される成分であるため、
たとえば水出しで作られた紅茶の場合、カフェインの含有量は少なくなります。

③ アミノ酸

20種類含まれているアミノ酸は、人の体をつくる大切な成分です。
このアミノ酸の中でも特に注目したいのはテアニンという成分です。

紅茶の旨みや甘みを作り出し、リラックス効果もあるといわれています。
メインの3成分以外にもエネルギー代謝に関わるビタミンB群、
カリウムに代表されるミネラル、カロテン、微量ですがフッ素も含まれています。

 

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◼紅茶のもたらすリラックス効果

緊張時やストレスで気分がふさいでいる時、
温かい紅茶を飲んでいるとふっと心がゆるむ瞬間があります。

飲み終わる頃にはすっかりリラックスしていた、なんて経験がある人もいるかもしれませんね。

紅茶がもたらすリラックス効果は、大きく分けて3つの作用から成りたっています。

1つは、先述したアミノ酸に含まれるテアニンの作用です。
テアニンは紅茶や緑茶といった茶に特有の成分です。
ストレスを抑制してリラックスを促すほか、
集中力・記憶力アップや安眠を助ける働きもあります。
ただし、これらの効果が現れるまでは少し時間がかかるので、
そのためにもゆっくり時間をかけて紅茶を楽しみましょう。

2つめはカフェインによる作用です。
通常カフェインは覚醒作用や神経興奮作用を示すのでリラックスとは対照的ですが、
紅茶中のカフェインはテアニンと結び付いて体に吸収されるため、ゆっくり穏やかに作用します。
その結果、激しい興奮というよりは
気分をすっきりさせて落ち着ける「鎮静」のような働きになります。
またカフェイン自体にストレス解消の効能もあります。

3つめは、紅茶の”香り”による作用で、一種のアロマテラピー効果と言えます。
たとえば柑橘系の香りのアールグレイは、
中国紅茶の茶葉などをベルガモットで香りづけしたフレーバーティーです。
ベルガモットの香りには鎮静作用や抗うつ作用があり、ストレスを和らげてくれます。

ハーブや柑橘系、フローラル系の華やかな香りには、
落ち込んだ気持ちを明るくさせる作用があるので、リラックス効果が高いといえるでしょう。
そうでなくとも、好きな香りはストレスを緩和し気分を高めてくれるため、おすすめです。

 

◼紅茶の驚くべき健康への効果

紅茶には単なる嗜好品の域をこえるほど、様々な健康への効果が期待できます。
すでに、紅茶に含まれる多くの成分とその効用については紹介してきました。
その中でもタンニンとカフェインが健康に良い作用をたくさん持っており、
「紅茶の健康効果」といった時には、主にこの2つの成分の薬理作用が挙げられます。

以下に、紅茶に期待できる健康への効果をまとめました。

① 抗酸化作用

強い酸化力を持つ活性酸素によって血管や細胞がダメージを受けると、
老化を早めたり、がんといった病気を引き起こしたりする危険性があります。
抗酸化物質である紅茶フラボノイドは、活性酸素の働きを抑制して、悪化を防ぐ効果が期待できます。

② 生活習慣病の予防

紅茶に含まれるカテキンにはコレステロールを減少させたり、
血糖値や血圧の上昇を防いだりする作用があります。
動脈硬化や糖尿病、高血圧の予防に効果が期待できます。

③ 風邪や食中毒の予防

カテキンの抗菌作用やウイルスへの不活作用が、風邪や食中毒を予防してくれます。
紅茶でうがいをするのもおすすめです。

④ 虫歯の予防

カテキンの抗菌作用が虫歯や歯周病の予防に働きかけるほか、
微量に含まれるフッ素が歯を丈夫にするといわれています。
さらにダイエットへの効能や美容効果などもあります。
この2点は後の章で紹介します。

 

◼ダイエットティーとしてもおすすめ!

古今東西どの時代でもダイエットは話題を集めています。
しかし、紅茶がダイエット向きの飲み物であるということは
意外と知られていないのではないでしょうか?
なぜダイエットティーとしておすすめなのか、そのポイントについて解説していきます。

① 皮下脂肪の燃焼を促す

ダイエットには持久性の有酸素運動が効果的といわれています。
通常、何も摂らずにこの運動をはじめると、血液中のエネルギーから燃焼していくため、
15~20分以上経たないと皮下脂肪の燃焼が始まりません。

しかし、運動の30分~1時間前に紅茶を飲んでおくと、
カフェインの働きで皮下脂肪から先に燃焼が起こり、ダイエット効果を高められます。

② 脂質・糖質の吸収を抑える

カテキンは発酵の途中で一部が紅茶ポリフェロールに変化しますが、
そのひとつであるテアフラビンにはダイエットに期待できる作用があります。
分解された脂質や糖質の体内への吸収を阻止するという働きがそれに当たります。

③ 利尿作用ですっきりボディに

紅茶に含まれるカフェインやカリウムが、
余計な水分や老廃物の排出を助けてくれるため、水太りやむくみ、便秘の解消につながります。

④ 低カロリーでヘルシー

紅茶はカロリーが非常に少なくとてもヘルシーですので、
ダイエット中の飲み物として適しています。
ただし、砂糖やミルクを入れる場合は量に注意しましょう。
ダイエット目的ならストレートで飲むことをおすすめします。

 

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◼紅茶フラボノイドの効果で飲むだけで
キレイになれる!紅茶の美容効果

「いつまでもキレイでいたい」「若々しく輝いていたい」
といった女性の願いにも、紅茶は応えてくれます。
紅茶の美容効果を一言でいうと、

「肌の生まれ変わりを促して美肌づくりをサポートする」
ことと
「抗酸化によるアンチエイジング効果が期待できる」ことです。

健康な肌は約28日の周期で、古い細胞から新しい細胞に生まれ変わりますが、
寝不足や栄養バランスの乱れ、ストレスなどで新陳代謝が悪くなると、
肌の再生がうまくいかなくなり、くすみやシミ、肌荒れの原因になってしまいます。

紅茶に含まれるカフェインには、新陳代謝を促進する作用があるので、
ターンオーバー(肌の生まれ変わり)の正常化を促進して美肌をつくってくれます。

また、人の体は活性酸素によって日々酸化の危機にさらされており、
これは健康だけでなく美容にも悪影響を及ぼします。

この活性酸素に対抗できるのが抗酸化物質で
ポリフェノールの一種である「紅茶フラボノイド」です。

カテキン(タンニン)は紅茶の製造段階の発酵過程で、
一部が紅茶フラボノイドとよばれる物質に変化します。

この紅茶フラボノイドが活性酸素の働きを抑制する作用を示しています。

さらに、ビタミンCやE、カロテン、リコピンなどを含んだ食品を
紅茶フラボノイドと一緒に摂ると、より高い効果が期待できるともいわれています。

また、カロテンは紅茶にも含まれており、
抗酸化作用のほかにも皮膚や粘膜、髪の健康に有効に働きます。
食事と一緒に、手軽に飲める紅茶で美容ケアができるなんて嬉しいですね!

 

◼妊娠中の紅茶は避けた方が良い?

妊娠中は、基本的にカフェインは控えるべきとされており、
医師からも摂取しないようにと言われます。
そのため、カフェインを含む紅茶も本来なら避けるのが無難です。

そもそもなぜ、妊娠中はカフェインを控えた方がよいのでしょうか?

妊娠中はカルシウムが赤ちゃんにとって大事な栄養素のひとつとなりますが、
カフェインは赤ちゃんがおしっことして出すカルシウムの量を増やします。
その結果、十分なカルシウムが足らずに体に取り込めなくなってしまい、
低体重児や流産、早産の原因になることもあるのです。

また、お腹の中の赤ちゃんは母親の胎盤を通して栄養などを受け取っています。
妊婦さんが大量のカフェインを摂取した場合、
この胎盤を通してカフェインが胎児へと移行してしまうことが確認されています。

赤ちゃんはまだ体も小さいため、カフェインをしっかり排出できません。
この状態が続くと発達障害などのリスクが高まると考えられているため、
摂取には細心の注意が必要です。

しかし、「どうしても紅茶やコーヒーが飲みたい」という時に
我慢しすぎることもストレスになってしまい、
赤ちゃんに悪影響を及ぼさないともかぎりません。
妊娠中のカフェイン摂取許容範囲は、1日100mg以下といわれています。

1杯150mlあたりの紅茶の含有量は30mgほどなので、
濃すぎない紅茶であれば1~2杯は飲んでも問題なさそうですが、
他食品のカフェイン量との合計で摂りすぎないように注意が必要です。

それでも心配ならノンカフェインの紅茶や
デカフェの紅茶、ハーブティー、
ルイボスティーやフルーツティーを試されてはいかがでしょうか?
ノンカフェインなら妊娠中でも安心して飲めるためおすすめです。tea

 

◼気になる紅茶のカロリーは?

基本的に、茶葉から淹れた紅茶をストレートで飲む場合、カロリーはほぼゼロです。
ただし、あくまで「ほぼ」であり実際には微量のカロリーがあります。

これは紅茶には微量のたんぱく質が含まれているからです。
ちなみに日本の表示では100mlあたり5キロカロリー以下の場合、
ゼロカロリーと表示してもよいことになっています。

このように紅茶自体は基本的にゼロカロリーで非常にヘルシーですが、
ストレートティーに砂糖やミルクを足した場合は、
当然、カロリーは一気に上がってしまいます。
市販の紅茶や粉末タイプの便利な紅茶はどうかというと、
ほとんどがはじめから甘味を加えているものが多いため、
茶葉から淹れた紅茶に比べるとカロリーは断然高いとみて間違いないでしょう。

カロリーを気にする場合は、できるだけストレートで飲む、
市販の紅茶は避け、茶葉から淹れるようにするなどを心がけましょう。

 

◼摂りすぎはNG!紅茶の過剰摂取による悪影響は?

健康や美容に良いといわれる紅茶ですが、
いくら良いからといって過剰に飲みすぎるのはおすすめできません。
何事もほどほどが大切ですし、過剰摂取は逆に健康を損ねることもあります。

紅茶の飲みすぎが悪影響を及ぼす場合、その原因となる成分はカフェインとタンニンです。
コーヒーほどでないとはいえ、
紅茶にもカフェインは含まれていますので、飲み方には注意しましょう。

カフェインの摂りすぎで起きる弊害には様々なものがあります。
代表的なものとして頭痛や胃痛、不眠、吐き気、イライラや頻尿などがあります。

カフェインは適量をとれば頭痛の改善になりますが、
過剰摂取すると脳に負担がかかり、余計に頭痛をひどくしてしまう場合もあります。

また、覚醒作用があるため、摂りすぎると眠れなくなる可能性もあります。
ほかにもカフェインには胃酸の分泌を活発にする働きもあるので
過剰だと胃を荒らしてしまうことも。

カフェインは紅茶だけでなく、食品や飲料、
医薬品にも含まれていますので、過剰摂取にならないように注意してください。

また、タンニンは適量であればむくみ改善や下痢の緩和になりますが、
タンニンの特性で鉄と結合して鉄分の吸収を妨げることがあるため、
貧血気味や体調不良の時には避けた方がよいでしょう。

タンニンを過剰に摂取した場合、吐き気や気持ち悪さといった症状が現れることがあります。
いずれにせよ、適量の範囲で楽しむことを心がけましょう!

 

◼まとめ

紅茶の成分から始まり、健康に期待できる効果や効能をご紹介してきました。

健康にも美容にも、1杯の紅茶が私たちに与えてくれる恩恵は計り知れないですね。

みなさまもぜひ毎日の紅茶を習慣にしてみてはいかがでしょうか?

本記事で紅茶の奥深い世界を少しでも感じていただけましたら幸いです。