紅茶と健康の関係!!身体に良い理由とは?

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お茶が身体に良いと良く聴きますが、何が身体に良いのかをここでご紹介します。

◼紅茶のもたらすリラックス効果

緊張時やストレスで気分がふさいでいる時、

温かいお茶を飲んでいるとふっと心がゆるむ瞬間があります。

飲み終わる頃にはすっかりリラックスしていた、なんて経験がある人もいるかもしれません。
日本人なら良く感じられる例として熱い緑茶を飲んだ後など、

お茶がもたらすリラックス効果は、大きく分けて3つの作用から成りたっています。

●1つは、先述したアミノ酸に含まれるテアニンの作用です。

テアニンは紅茶や緑茶といった茶に特有の成分です。

ストレスを抑制してリラックスを促すほか、

集中力・記憶力アップや安眠を助ける働きもあります。

ただし、これらの効果が現れるまでは少し時間がかかるので、

そのためにもゆっくり時間をかけて紅茶を楽しみましょう。

●2つめはカフェインによる作用です。

通常カフェインは覚醒作用や神経興奮作用を示すのでリラックスとは対照的ですが、

紅茶中のカフェインはテアニンと結び付いて体に吸収されるため、ゆっくり穏やかに作用します。

その結果、激しい興奮というよりは

気分をすっきりさせて落ち着ける「鎮静」のような働きになります。

またカフェイン自体にストレス解消の効能もあります。

 

●3つめは、紅茶の”香り”による作用で、一種のアロマテラピー効果と言えます。

たとえば柑橘系の香りのアールグレイは、

中国紅茶の茶葉などをベルガモットで香りづけしたフレーバーティーです。

ベルガモットの香りには鎮静作用や抗うつ作用があり、ストレスを和らげてくれます。

ハーブや柑橘系、フローラル系の華やかな香りには、

落ち込んだ気持ちを明るくさせる作用があるので、リラックス効果が高いといえるでしょう。

そうでなくとも、好きな香りはストレスを緩和し気分を高めてくれるため、おすすめです。

 

◼紅茶の驚くべき健康への効果

紅茶には単なる嗜好品の域をこえるほど、様々な健康への効果が期待できます。

すでに、紅茶に含まれる多くの成分とその効用については紹介してきました。

その中でもタンニンとカフェインが健康に良い作用をたくさん持っており、

「紅茶の健康効果」といった時には、主にこの2つの成分の薬理作用が挙げられます。

以下に、紅茶に期待できる健康への効果をまとめました。

 

① 抗酸化作用

強い酸化力を持つ活性酸素によって血管や細胞がダメージを受けると、

老化を早めたり、がんといった病気を引き起こしたりする危険性があります。

抗酸化物質である紅茶フラボノイドは、活性酸素の働きを抑制して、悪化を防ぐ効果が期待できます。

 

② 生活習慣病の予防

紅茶に含まれるカテキンにはコレステロールを減少させたり、

血糖値や血圧の上昇を防いだりする作用があります。

動脈硬化や糖尿病、高血圧の予防に効果が期待できます。

 

③ 風邪や食中毒の予防

カテキンの抗菌作用やウイルスへの不活作用が、風邪や食中毒を予防してくれます。

紅茶でうがいをするのもおすすめです。

 

④ 虫歯の予防

カテキンの抗菌作用が虫歯や歯周病の予防に働きかけるほか、

微量に含まれるフッ素が歯を丈夫にするといわれています。

さらにダイエットへの効能や美容効果などもあります。

健康を気にしつつ美味しく身体に良い紅茶をぜひ楽しんで下さい!!

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