マロウフラワーとは、
マロ—フラワー、ブルーマロウとも呼ばれます。
和名はウスベニアオイで、アオイ科ゼニアオイ属の多年草となります。
花はハーブティとして利用されており、お湯を注ぐと透きとおった青いお茶になることから
ブルーマロウとも呼ばれており、
レモンを浮かべるとピンク色に変色するので非常に人気です。
色が変化するので、サプライズティーとも呼ばれています。
若葉と花は、サラダやハーブティに、葉と根は茹でて、野菜としても利用できる万能な植物です。
マロウフラワーの原産地は、ヨーロッパ、北アメリカで、
初夏から夏にかけて紫の花を咲かせますが、わずか一日しか花は咲かないのも特徴です。
ハーブティーとして、ローズやマリーゴールドとブレンドすることで更に色美しくなるため人気の植物で、
食用以外では、スキンケア商品の成分として多く使用されており、
ゼニアオイエキスという名前で、多くの化粧品に配合されています。
炎症の抑制効果があるので、せきや気管支炎など呼吸器系の症状に効果があります。
粘膜を保護する作用もあり、胃炎や腸炎など消化器系の症状の改善にも効果があります
他には、便秘にも効き目があり、にきびなどの改善にも有効です。
タンニンが含まれているので、脂肪燃焼効果が期待されるため、ダイエットにも効果が期待できます。
作用まとめ
皮膚・粘膜の保護作用、抗酸化作用、刺激緩和作用、利尿作用、抗炎症作用
効能まとめ
風邪、消化器系不調の改善、呼吸器系不調の改善、便秘、アンチエイジング、ダイエット
・主な作用:粘膜保護、皮膚保護
・主な作用部位:消化管、気管支、皮膚
・使用部位:花、全草