フレーバーティーとは、緑茶や紅茶などのお茶をベースに、ドライフルーツや花弁の香料などを茶葉に入れて味や香り付けをした飲み物です。
花びらや果皮以外にも、キャラメルやチョコレート、ココナッツなどの香りのついたフレーバーティーもあります。
一般的に知られているものでは、ジャスミンティーやシナモンティーなどがあります。
有名なアールグレイは、柑橘類のベルガモットで香りをつけたフレーバーティーとなります。
このフレーバーティーが今、ダイエット効果が得られるということで流行っています。
通常の紅茶でもレモンを入れればレモンティーにミルクを入れればミルクティーに、中にはイチゴやブルーベリージャムを入れる人もおり、これらも十分にフレーバーティーと言えます。
しかしながら果物には果糖という糖分が多く含まれており、カロリーが高いものもあります。
甘いものが好きな若い女性で、口当たりの良いジュースをどうしても飲みたくなる時があります。
適度な糖分は、疲労回復に効果を発揮するため良く、長時間労働で神経を集中させると疲労度がMAXとなったとき、甘いものが食べたくなることがあります。
これは、消費したカロリーを補うため、身体が糖分のエネルギーを欲して、糖の吸収により脳への刺激となり、リフレッシュ効果や持続性が増すというものです。
しかし、一旦糖質を取ると、糖質吸収のスイッチが入り、次々と糖分を摂取してしまいがちとなります。
そこで、カロリーの高いジュースやミルクココア、カフェオレなどをフレーバーティーに置き換えてみましょう。
花弁や果実がをベースである茶葉とブレンドしていたり、花弁や果実は乾燥してあることからカロリーも低く、香りや風味が凝縮されており、そのフルーティーな香りに心身ともに癒されるます。
ダイエットの基本は、無理な絶食をせず、栄養を摂りつつも無駄な脂肪を落とすという健康的なものでないといけません。
いつもの食事を減らすと、体は、吸収性を高め、不足したカロリーを多く摂りこもうとします。
ダイエット初期の1週間で、2キロほど減っても、さらに1週間でほとんど減らず、多少増えたという人も多く、これが吸収性が高くなったことによる停滞期であると言えるのです。
普段飲んでいる物をフレーバーティーに置き換えるだけで、ダイエットの効果は現れますが、毎日の食事でもバランスよく摂取し、代謝を高めるために、軽い運動や早寝早起きなどで代謝を高めるためのスイッチを入れることが重要です。
とくに女性の体は脂肪を貯めやすくなっています。
しかし、男性に比べてダイエット効果が出やすいのも女性と言えます。
職場やご家庭でもポットのお湯で簡単に楽しめ、カロリーを気にせずにバニラやチョコレートなど甘いフレーバーの香りを楽しみ、同時にスリムになれると女性の間でフレーバーティーは人気となっています。
紅茶に含まれるカフェイン自体に、疲労回復やストレス解消、中枢神経の興奮、覚醒や強心作用、抗喘息作用や利尿効果があるとされています。
紅茶はアミノ酸の一種である「テアニン」も含んでおり、これは、うま味と甘味を醸し出すだけではなく脳波の一種であるα波も増加させてリラックス効果をもたらす作用があります。
フレーバーティーは家庭でも簡単に作ることができます。
作り方としては、フルーツやキンモクセイなどを乾燥させることが基本です。
特に香りが強い柑橘類は簡単で十分な香りが楽しめるとされています。
果実を丸ごとスライスしたり、花びらを乾燥させて茶葉に混ぜるだけでできます。
スライサーなどで薄く切り、風通しの良いところで乾燥させ、からからになったところをキッチンハサミなどで細かく切り、茶葉に混ぜます。
紅茶は自分自身でも、ブレンドとして楽しむことができます。
ダージリンの中のファーストとキャンディを混ぜる、ヌワラエリアとダージリンセカンドフラッシュを混ぜたり、キーマンとルフナとアッサムを混ぜるなどができるのです。
すでに市販されているもの同士をブレンドして自分好みのティーを作るのも楽しみの一つと言えるでしょう。
フレーバーティーの匂いが強くて苦手だという人は、その香りと合う紅茶をブレンドして楽しむというのもひとつの手段になります。
フレーバーティーの美味しい入れ方としては、好みの茶葉を用意し、100℃の熱湯のお湯をティーポットに淹れてティーポットを温めます。
ティーポットが温まったら茶葉を入れて、ティーポットをタオルなどで覆い熱が逃げるのを防ぎます。
蓋をして2分半〜3分ほど放置します。
※放置しすぎると渋みが出てしまうため注意が必要です。
時間が経ったら、茶こしなどでティーカップに入るのを防ぎながら紅茶をそそいで出来上がりです。
アイスティーの場合は、氷を入れるため濃いめに入れます。
待っている間にグラスいっぱいに氷を入れ、時間が経ったら軽く一混ぜして氷の上から一気に注いでいきます。
紅茶を冷たくするとクリームダウンを起こしやすくなってしまうため、一気に冷やすことがポイントです。
フレーバーティーは、香りを楽しむ茶葉のため、やはりストレートで飲むのがおすすめとなります。
ストレートが苦手な方は、ミルクティーやレモンティー、しょうがを入れたしょうが紅茶や、はちみつを入れたハニーティーなどでも楽しめます。
キャラメルティーとチョコレートティー、ココナッツティーの味と香り、美味しい飲み方について紹介します。
キャラメルティーは、紅茶にキャラメルの香料がミックスされたもので、コクの有るキャラメルの、甘く香ばしい香りが特徴です。
そのままストレートティーとしてもおいしく飲めますが、ミルクティとして飲むと更にコクが増します。
また、ケーキなどのお菓子にも合うフレーバーティーとなります。
チョコレートティーは、紅茶の茶葉にチョコレートの香りが付いたものとなります。
その香りは紅茶でありながら、チョコレートの濃厚な甘い香りが特徴となっています。
香りは濃厚でありながら、実際に飲んでみると味はさっぱりとしています
チョコレートティーは、ストレートティーとして飲んでも良いですが、濃い目にチョコレートティーを淹れ、ミルクを多めに入れるとココアのような濃厚な味わいになります。
ココナッツティーは、紅茶にココナッツの香りをつけたもので、甘い南国の香りが特徴です。
優しい味わいが特徴で、さわやかな甘い香りがリラックスさせてくれるものとなります。
ココナッツのフレーバーティーは、手軽に楽しめるティーバッグとしても売られていますが、近年ブームとなっているココナッツオイルを紅茶に加えることで、簡単に作ることができるものとなります。
また、そこにミルクを加えるとコクが増します。
これら以外にもフレーバーティーには、フルーツフレーバーのものが様々あり、アップルティーをはじめ、ストロベリーティー、ピーチティーなどがあります。
アップルティーはりんごの香りをつけたものとして販売されていますが、皮をむかずにスライスしたりんごに熱い紅茶を注いでも作ることが出来ます。
ストロベリーティーもティーバッグなどとして市販されていますが、スライスしたいちごに熱い紅茶を注いで作ることができるものとなっています。
ピーチティーはペットボトル飲料などとして売られていますが、スライスした桃に熱い紅茶と、シロップを適量加えることでも作れます。
ピーチティーには、ミントを加えたピーチミントティーや、ミルクを加えるなどの楽しみ方があります。
Tea Totalのフルーツティーはドライ加工された天然のフルーツをふんだんに利用しているものなので、フルーツを・・・という方にはオススメのティーと言えます。
美肌効果で人気のフレーバーティーには、ジャスミン茶があります。
ジャスミン茶は、中国のお茶でフレーバーティーとして有名な花茶といわれています。
その香りは甘く、一口飲むとサッパリとした風味が爽やかで、食後に飲むお茶として最適です。
フレーバーティーとして人気の高いジャスミン茶の主な効用は、カテキンによる抗菌作用で、ビタミンCやビタミンEが多く含まれています。
他にも、含有成分のカフェインには、覚醒作用の働きがあります。
ジャスミン茶の持つ美肌効果は、成分中のビタミンCが多く働きかけています。
その働きは、真皮質細胞の繊維芽細胞の活性化で、肌のハリや老化現象を防ぐ働きがあります。
この抗酸化作用は、発生した活性酸素の働きを抑制し、老化現象の防止だけではなく、動脈硬化や抗がん作用の働きにも注目されています。
ビタミンCは主に、紫外線の作用で生成されるメラニン色素の生成を抑制することができ、シミや、そばかすといった女性の肌トラブルを解決する働きもあるのです。
このように美肌だけではなく、美白の効果も併せ持つジャスミン茶は、年間と特に日差しの強い暑い夏に、女性の肌を保護する頼もしい味方と言っていいでしょう。
そして、ジャスミン茶の成分として有名なビタミンEは、美容には欠かせない成分です。
働きとしては、血流を良くして、細胞の老化を防ぎます。
ですから、ビタミンCとの相性も良く、美肌の相乗効果が期待できます。
一般的に、ビタミンEは、植物油の種子に含まれています。
このように美容効果の高いビタミンCとビタミンEを両方併せ持つジャスミン茶は、それぞれの働きを助け、美白作用による透明感のある肌を作り上げる効果があるのです。
他にも、さまざまな効果が期待できるジャスミン茶は、フレーバーティーとしてはダイエット効果も期待できるでます。
その秘密は、その甘くも爽やかな香りにあります。
もともとジャスミン茶は、ウーロン茶にジャスミンの花の香りを付けたもので、成分中のカフェインとタンニンとフレーバーであるジャスミンの香りが、脂肪の燃焼助ける働きがあるのです。
その中でも、脂肪燃焼のあるカフェインは、リパーゼを分解する酵素を活性化する働きがあり、血行がよくなります。
さらに血行が良くなることで、消費エネルギーも上がります。
ジャスミン茶を飲んだ後には、運動することによって脂肪燃焼の効果が、更に発揮されるのです。
カフェインの効能としては、利尿作用による浮腫みの解消などが挙げられます。
ジャスミンの香りはアロマ癒し効果をもたらしてくれるだけでなく、美容美肌、ダイエット効果などにも期待できるという優れたティーと言えます。