ご挨拶-前文-
こんにちは。
甘いもの大好きな私です。
紅茶のお供に何かしら欲しくなってしまうのですが、我慢するのもしばしばです(泣)。
今回はスーパーのお勤め品に、「パンナコッタ」があり、パンナコッタとプリンの違いが気になりレシピを調べてみました。
その前に紅茶とお菓子の相性についても見てみましょう。
パンナコッタは市販でも売っていますが、実は簡単に作れちゃいます。
アールグレイを使ってアールグレイ パンナコッタを作るのもおすすめです。
[作り方]
1: ゼラチンを水に入れてふやかしておきます。
2: 鍋(小さいのでok)に牛乳(100~120ml)と砂糖(グラニュー糖; 20g)をいれ、アールグレイの茶葉(1配分)を入れて一緒に火にかけます。
3: 沸騰したら火を止めて蓋をしておき、2~3分したら1のゼラチンを入れてゼラチンを溶かします。
4: 濾し器でボウルにコシ、それに生クリームを入れて混ぜます。
5: さらに混ぜます。この5の段階ではボールを氷水につけ冷やしながら混ぜます。
6: とろみが出てきたら良い感じ。器に移し、さらに冷蔵庫で冷やして完成です。
さらに、様々な気になった食べ物の違いなども見てみましょう。
ちなみに、イタリア語で、パンナ=生クリーム、コッタ=煮る、という意味です。
紅茶に合うお菓子、洋菓子なら大抵、合います。
パンナコッタ、プリン、ババロア、ケーキにバウムクーヘン、アップルパイなど。
アップルパイは紅茶風味をつけて作っても美味しいでしょう。
クッキーやスコーンなどのパサパサ系(英国洋菓子)や、ケーキ系には主にストレートなティーが合うと言われています。
イギリスでブラックティーが好んで飲まれる要因にもなっているかと思います。
また、大福やあんこ、団子や羊羹(ようかん)、そして、かりんとうなどの和菓子にも実は紅茶は相性が良いのです。
日本人は日本茶を、という気持ちになりますが、紅茶も美味しく相性抜群なので試して見てください。
ミルクティーに合うお菓子は主にバターや牛乳を使用したコッテリ系お菓子が合うと言われています。
例えば、プリンもそうですね。
ソフトクリームやバターサブレ、シュークリームや生クリームがたっぷりのシフォンケーキ、そしてチーズケーキも相性抜群です。
お菓子を選ぶ際には飲み合わせの紅茶にもこだわって両方、美味しくいただいて見てはいかがでしょう?
これは本当に簡単で美味しい紅茶を使ったプリンです。
1: 小鍋に茶葉を入れて、茶葉が浸るくらいの水を入れて火にかけます。
2: 沸騰したら牛乳(180ml)と砂糖(40g)を入れて弱火で沸騰手前まで火にかけ、止める。絶対に沸騰させないこと。
牛乳に膜が張ってしまいます。
3: 卵をボールで溶いておき、2に少しずつ入れながら泡立たないように混ぜます。
4: それを耐熱容器に入れます。
5: オーブン160℃に加熱しておき、天板には必ずお湯を張って、その中で35分くらい加熱。
6: 35分後は10~15分ほど余熱で蒸したら完成です。
簡単にできるロイヤルミルクティープリン、簡単最強の一品です。
ティートータルのアールグレイスペシャルや、アールグレイパリスで作ると最高です。
結果は、原材料はほぼ同じで、小さな違いは、繋ぎの材料が違うだけでした。
繋ぎも作る材料なのだから、全然違うじゃないか!
って思うかもかもしれません。
ですので解説したいと思います。
[材料]
牛乳:200cc
砂糖:50g
卵 :2個
[作り方]
1:材料を良く混ぜる
2:蒸し器に入る大きさプリン容器に「1」を入れる
※1を漉し器で漉しながら入れると滑らかな舌触りになります
3:「2」を蒸し器で15分ほど蒸す
4:完成
[材料]
牛乳 :200cc
砂糖 :50g
ゼラチン粉 :5g
お湯 :30cc
[作り方]
1:お湯にゼラチン粉を溶かす
2:全ての材料を良く混ぜる
3:冷蔵庫に入る大きさプリン容器に「2」を入れる
4:「3」の材料の熱が取れるのを待つ
5:「4」を冷蔵庫に入れてゼラチンが固まるのを更に待つ
6:完成
牛乳と砂糖を繋ぎ留めている物が、
※他の材料に生クリームがあったりなかったりレシピにより違いますが、
卵の場合、普段食べているとプリンになり、ゼラチンの場合、パンナコッタになります。
なんだ全然違うじゃないかと思うかもしれませんが、ここだけ見ればそうですね。
ミルクプリンって作ったもしくは見たことは有りますでしょうか?
実はミルクプリンはゼラチンでプリンを作ってます。
パンナコッタと同材料同分量で作れます。
そうなのです。
ミルクプリン=パンナコッタ
だったのです。
パンナコッタレシピを改めて確認してみて、前に作ったミルクプリンと同じ材料だったので、
びっくりしました。
「ババロア」も実は違いがそんなにありません。
材料はパンナコッタやミルクプリンと同じ材料ですが、
分量が変わります。
牛乳≧生クリーム = ミルクプリン or パンナコッタ
牛乳<生クリーム = ババロア
になります。
同じ材料を使っても、分量の違いで名称が変わるなんて、お菓子の世界も面白いですね。
皆さんがプリンと言っている物の
実は海外では通用しないって知っていましたか?
プリンは、イギリスで『カスタードプディング』、アメリカで『クリームキャラメル』と言われます。
プリンとカスタードクリームの違いは何なのかと疑問が出てくるかもしれませんが、プリンの材料(卵、牛乳、砂糖、+α「香料(バニラエッセンス等)」)が『カスタードソース』と言います。
作り方の詳しい手順が異なったりしますが、物自体は『プリン』も『カスタード』も同じものになります。
固体の『プリン』を崩して、クリームとして使えば『カスタードクリーム』になります。
カスタードクリームが使われるデザートは、クリームとしての粘り気や滑らかな伸びが要求されるので、プリン液の混ぜる材料に小麦が入ったり、牛乳分量が多くなっていたりします。
『カスタード』とは、プリン液(カスタードソース)を熱して固形化させたものになります。
上記の記事でカスタードプディングを紹介しましたが、プディングについて間違って覚えて欲しくないのと海外で使う際は、恥にならないため、これも以下のことも覚えて下さい
●プリンという名称は海外で使えない。
『プリン』=『プディング』は勘違いし易いですが間違いです。
『プリン』=『カスタード』でもありません
『プリン』=『カスタードプディング』が正しいものになります。
それでは、『プディング』が何なのかというと、『プディング』とは、イギリスの単語で蒸し料理の総称を指します。
イギリスの家庭料理『ヨークシャー・プディング』や『オートミールプディング』は有名です。
他にも『ブラッドソーセージ(ブラックプディング)』などを指すときにも使われます。
これらは肉料理であったりと甘いプリンとは別物ですね。
プリンという名称は日本だけな気がしますね、海外ではプディングと言いますし。
カスタードプディングは、『カスタードの蒸し料理』って意味になります。
いかがでしたでしょうか?
こうしてみていると紅茶に洋菓子を一緒に食べたくなりますね!